06:とある試合観戦をする者達 |
観客席から霧崎ズがこんにちわ。 花 宮な価値観はどこにあるのだろうか・・・というオハナシ(?)。 ---------------------------- ++ side花宮成り代わり主 ++ 身長163cmな平均な男の子、花 宮 字 です。 字とかいて、アザナってよみます。 知ってますか? 20××年度の、日本の高校一年生男子の平均身長を。 168.3cmですよ。 なので、オレってすごーく、すごーく平均的身長だと思うんですよ。 いや。ちょっと低いけど。低いけど。 たいしたもんだいじゃねぇ!!むしろそこをつっこむんじゃねぇよカスが。 「花 宮ぁ、笑顔がこわいよ」 「ねむい」 「寝るな瀬戸!」 「おはな、またその話?」 チラっとチームメイトのやつらをみて視線をもどす。 こいつらも敵だ。 身長が俺より高い。だけど霧崎のやつらは、なんだかんだ言って性格が可愛いから許す。 でもコートの中にいる奴は許さない。 カラフルな頭の奴らを筆頭に、9割が平均オーバーどもも敵だ。 キセキの世代?なにそれ? 身長オーバーヒートしすぎて日本人らしくなくて奇跡!?とかか?編集者の頭を疑ってやる。この名づけフェチが!! 月バスなんて雑誌を買ったことがないオレへのあてつけか。 小遣いはきちんと余裕をもって使って、ためるべきだというオレの方針へのあてつけか。 本当にいつもいつもいつも・・・・腹正しい。 「ねぇ、花 宮。試合観戦に来るたび永遠とそれ語るのもうやめない?」 『そもそもあのサラサラ具合はなんだよ』 「は?」 「こんどはなに?」 『オレは朝起きるたび外はねがひどくて、寝癖がなかなか治らないのに。なんであいつらあんなサラサラなの!?緑間とか高尾とかなにあれ?黄瀬チャライし。バスケやめろよ。全員モデルにでも転職しろよ!そんで背の低い奴だけ残して、まっとうなバスケしようよ』 「ああ、花 宮チャラチャラしたの嫌いだしなぁ」 「どんだけ身長高い奴嫌いなんだよ。 俺達ギリギリセーフでよかったぁ。花 宮にきらわれたくない」 「っていうかおはなも十分さらさらだよ?」 『これは毎朝とてつもない死闘の末にまっすぐになっている努力の結晶である』 「まじか」 「ちょ」 「「「・・・はなみゃ〜・・・」」」 U←BackUTOPUNext→U |