[有り得ない偶然] P4 × TOA



12. 曇った硝子





 side P4主なのにティアな『夢主2』 





封印術を喰らってなおピンピンとしていたジェイド。
ミュウが、展開についていけず戸惑うルークをみて、何を勘違いしたのか「ご主人様をイジメルなですのー!」っと火を吐き、 それが天井の明かりよう譜石を暴走させた。
そうしてその隙をジェイドが狙ってドスッっとラルゴの腹をコンタミネーションでだした槍でついた。
とっさにルークの目をふさげてよかったと思う。
っで、この場所に居続けるのはどうかと思うと進言し、なんとかPMらをラルゴから離すことに成功する。
煩い連中が少し離れたところで、わたしはルークをひきつれてユータンする。
そのまま放置して去ろうとしたジェイドにばれないように、 こっそりラルゴに治癒をかけまくった。
そこでラルゴの意識が戻ったところで、ようやくルークの目から手を放す。
そのまま床にいたラルゴと視線が合ってしまったので、ニッコリ。

「しばらく死んだふりしていてください。後生です!お願いしますから!」とボソリと伝えた。

だって、ジェイドを敵に回したくない。
ラルゴに死んでほしくない(むしろ誰の死にざまも生々しい戦闘なんてのも見たくない)し、 ルークに人が傷つくシーンなんかみせたくもなかったから。

何か言いたげではあったけどラルゴは大人しくそのまま口を閉じていてくれた。
なにしてるんですか?というジェイドの声が前方の方から聞こえ、あわてて後を追った。





「ルーク様、怪我はありませんか?」
「あぁ…サンキュ」

とはいうものの、本当に怪我がないか念入りに確認し、なにもないことに安堵してから、ルークを立ち上がらせる。
この後どうしたもんかなと思っていたら、皇帝名代はトンデモナイことを提案してきた。

「あなたの譜歌とルークの剣術があればタルタロス奪還も可能です」

どこからでた譜歌って。
どこからでたルークの剣術って。

そもそも私が使ったのはジェイドの前で使った技は、森の中のペルソナだけだっての。
私、この世界に来てから一度も歌ったことないし。
ルークなんか木刀も持たせてないぞ。
剣を持っているのはむしろ私だ。

まじでこの馬鹿名代、何言ってんの?
馬鹿なの?あ、はじめから馬鹿だっけ。
にしても

(なにちゃっかりと…)

に戦わせるのか!?」
「へ?」

思わず言おうとした言葉はルークのセリフで消えてしまう。

「私はアンチフォンスロットに掛っていて戦況的に不利です」
「だからって「畏れながら!」?」
「ルーク様に剣を抜かせるわけにはいきません」

むしろルークのどこに武器をお持ちか、その曇ったレンズを磨いてからおっしゃっては?と嫌味100%で言いたい。
言ったら私が殺されそうだから言わないけど。それ以前にあの目が怖い。
あのうさん口が怖い!

「っ…私でよろしければ戦います『ルーク様をキムラスカへ帰すために』ですが」

言外に、そっちの事情など知ったことかというニュアンスで返す。
さすがのボケボケジェイドでも“そういうの”には敏い様で、案の定ギロリっとあの赤い目を吊り上げて嫌な目で睨まれた。

「な…んで!」
「ルーク様お気づかい嬉しいです。
カーティス様―――戦力は十分ですよ。ね?ルーク様を前線に立たせて自分は後ろなんて軍人なら笑い物になりますし」
「―――その言葉実行してもらいましょう」

はっはっは!こわかった〜。
と、とりあえず。勝者はわたし。…で、いいのかな?
やだこいつと話すの。
一言一言が嫌味のようで、私の心は長く持ちそうもないよ。

口論という名の嫌味対決なら、先輩の十八番でしょう!
私、こういうの苦手なの!!

いっそのことP4の神様的なひとびとにお願いして、ルークを浚って元の世界に戻っちゃえばいいんじゃない?とか、思って、マーガレットさんに「駄目です」とか笑顔で断れる自分の姿を想像できてしまった。

あー、はいはい。こういうところも世界の理がどうのこうのってことでしょう?

『いえ。おもしろみもなにもありませんし』
「!?」

なんか声が聞こえました。
うん。聞こえなかったことにしよう。



さぁ、次はルークの初殺人イベントだよ☆って、ルーク、木刀も剣も何も持ってない。





・・・・・・・・・・・・・ま。いっか。











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大佐。そこですか!?そこは原作通りなの!?
あれ?もしかして大佐とかPMのみなさん、台本とか読んでるんでるんですか?
・・・・・・いや。まさかねぇ。








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