君は白でオレは黒 IF2
[有り得ない偶然] ポケモンBW2 × XY






03. 到着!カロス地方!!





:: side サトシ ::





カントー地方からパンジーさんと一緒に飛行機でカロス地方にやってきたおれ。
飛行機を出てすぐにカロス地方に挨拶をして、そのときみたことないポケモンに魅入ってしまったせいで勢い余って階段から落ちた。
さっそくパンジーさんの妹さんがやっているっていうジムに挑もうとしたけど、街が違うときた。

妹さんにはパンジーさんが連絡してくれるっていうことになって、みたことないポケモンがいないかなと思って周囲をみわたしていたら、飛行場の管制塔の上に見たことのないポケモンを見た。
バシャーモに似ていた気がするあれはなんだろう。
すっげー!かっこよかったんだぜ

それから今日中にはパンジーさんの妹に会えないとわかり、ミアレシティーのジムについてきいて挑戦することをきめた。

空港でそこでパンジーさんとはおわかれ。
走って、街の入り口をくぐる。

長い飛行機の旅からようやくカロス地方についたおれは、周囲のみたことないポケモンにドキドキしながら、ミアレジムへむかった。
プリズムタワーのなかにあるときいてたけど、街のシンボルのように大きなそれはすぐに分かった。

だけど新しい地方に浮かれすぎてたのが良くなかったみたいだ。
街へ入ってすぐに、路地から曲がってきた人とぶつかってしまった。
ドンと衝撃が来てちょっとふらつく。
相手は勢い余って尻餅をついてしまったようだ。
なんともなかったおれは慌ててそのひとにかけよった。

「大丈夫か!ごめんなおれカロスにきたばっかでうかれてて」
「ぴっかちゅー」

尻餅をついた相手は、おれと同じぐらいの男の子だった。

おしゃれなカロス地方では雰囲気が違っていて、なんとなくイッシュを思い出すスポーティッシュな青いTシャツに、短パン。スパッツっていうのか?ああいうのを下に着ていて、動きやすそうな服を着ていた。
髪の毛はふわりとしていて、赤いサンバイザーをつけている。
髪と同じ色の睫は長くて、目の色は――

「え?ちょ、ちょっと君!!!?」

目はしっかりととじられていて何色かはわからなかった。
それだけにとどまらず男の子は地面にたおれたまま微動だにしなかったんだ。
慌ててかけよるものの息はしているが、呼びかけても揺さぶっても意識が戻らない。
打ち所が悪かったのだろうか!?
それともなにかの病気!?

「ど、どうしようピカチュウ。ま、まさかおれのせいか?」
「ぴか。ちゅ、ぴっか!(それよりはやく病院にいかなくちゃ!)」
「そ、そうだな!」

呼びかけにも全く反応ひとつ見せない彼に、どうしたらいいかパニックになっていたら、ピカチュウがおれの肩に飛び乗って、病院を探すように訴えてきた。
トレーナーのおれよりピカチュウのほうがよほどしっかりしてる。

なんか…ぶつかって人をはじけ飛ばすなんて、ベルを思い出す。
おれは背負っていたリュックを前にもってきて、地面に倒れたままのその子を背負って、そばにいた人に病院の場所を聞いて駆けだした。



――――みゅ?


物凄く必死に走って病院の自動ドアを潜り抜ける。
一瞬視界の隅に桃色のなにかがよぎった。
それと同にどこかで聞いたことがあるような“声”が聞こえた気がした。








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