[有り得ない偶然] 復活 → TOA



13. 新たなる始まりの





 side ?????





「本当にそれでいいのか?」

 ああ、そう。死んだのね、私は。
でも貴方が生き返らせてくれるのでしょう。
だって

「私、いまとっても幸せよ」
「……わたしは“言った”からな」
「感謝こそすれ、恨むなんてありえないわ。だって私は――」

ずっと…夢を見ていたの。
あの人の傍にいることを。



 私は死んだの。
そうしたら神様がいて、手違いで私を殺してしまったから三つだけ願いをかなえてくれるといったの。
ありきたりね。
ありきたりなオチでも本当に願いをかなえてくれるのなら、なんだっていい。
それに私は向の世界には未練はないわ。本やゲーム、アニメの続きが見れなくなるのは残念だけど、あの世界にいけるだけでいいの。
だから私は願ったの。三つの願いを。
待っていて。あなたの心を癒せるのは私だけ。
ねぇ、そうでしょう


ガイ―――




















side ガイな「夢主1」




ゾクッ!!


 突如悪寒が背筋を走った。
このままではヤバイ気がする。
なにかわからないがとてつもない嫌な予感がした。



「な、なんかいまとんでもない悪寒を感じたんだけど!?ちょっとこれってやばいんじゃ・・・」


「それでは41番」

 視界には深呼吸をして気を落ち着かせようとする人間が一人。
彼はマイクを取ると大きく息を吸い――

「ジャイリーノ!うたいます!」


ぼへ〜〜〜〜ぼへへ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


パリンパリン!バタバタバタ・・・
「ぎゃぁー!!生ゴウダタ○シだ!!窓が割れた!かんきゃくがぁ〜!!いりょうはーん!!」


 オレはそのとき生まれて初めて生ジャイアンの歌声をきいた。
ベルシェリ合同企画第28企画目であるカラオケ大会は、新しく開発した録音機器の実験として企画されたが、このとき町の窓という窓のほとんどが割れ、さらには意識不明者の重傷者が相次ぎ、病院行きが9割を超えたため強制的に終了した。








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