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04. それは返品不可です |
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:: side 沢田綱吉 :: ピンポーンとインターホンがなる。 はいは〜いといつもの調子で扉を開け―― 「諦めが悪いなぁ」 「・・・それはイタリアにいる狸に言ってくれ」 「あぁ、九代目」 「・・・・・・やっぱり知ってやがったか」 「まぁね」 いっきに気分が冷めた。 そこにいたのは、なんか世界の不運をすべて背負ったようにドヨ〜ンとした空気を漂わせて、旅行鞄をもってたたずむ赤ん坊。 あのあと、結局、リボーンは腹黒狸のせいで居場所を失ったらしく、あまりにかわいそうなので家においてあげることにした。 ただし、おれは本当にボンゴレと関わるつもりはないので、むけられた銃はすべてよけます。 ときには凍らせます。 過去の記憶と、超直感を降る活用して逃げられる限り逃げるから。 「おれ、幸せに一般人と暮らしたいなぁ〜っていうか暮らすから」 「・・・たのむ。十代目をついでくれ!」 「断る」 「三人の候補者はなぜか死んでしまって、残るはお前だけなんだ!!」 「ん〜嘘はダメだよ。だって、もう一人いるでしょ?」 「!!」 「“彼”にやってもらってよ」 リングが拒絶する前におれが、T世を鎮め(沈め)とくから。 だからまかせていいと思うんだよね。 それでもだめで、リボーンがファミリーを集めた場合。 それならおれもやることをやるだけさ。 「ま、いいよ。リボーンは頑張って九代目やトゥリニセッテのために、イイと思うファミリーでもさがせばいいよ」 「なに?ではあとをついでくれるのか?」 「それはないね。リボーンが集めるなら、おれは邪魔するだけってコト」 「・・・・・・」 おれの言葉にガバリとうつむいていた顔を上げて、期待の眼差しを向けられるが――それがまた可愛いが、ごめんねほだされてやる理由がないんだ。 むしろ反抗したくなっちゃうよ。 だから真実を告げたら、物凄く微妙な顔で固まられた。 なにさ。おれの笑顔に魅了されちゃった? まぁ、冗談はさておき。 元ボンゴレ十代目、沢田綱吉。 現、一般人な普通の14歳な沢田綱吉なオレ。 こういうのってさ。どっちに勝敗があるのかな? 「もちろん。手を出したのはそっちだから。こっちもなんらかの手段はとらせてもらうね」 さぁ、覚悟しろ。 おれからまた日常と平凡を奪うというなら、それ相応の報いを。 オレの反撃の始まりだ。 【オマケ】 えーっと・・・次のイベントはなんだったかな。 どちらにせよおれはマフィアなんかにはならないけどね。 |