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04.金色との再会 |
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:: side 並風ミナモ :: あの森での邂逅以降、わたしはナルトにはほとんど会っていない。 なにせわたしはバイトに日々追われていてそれどころではなかったのだ。 そんなとき、わたしはナルトと再会した。 「あ…ハバネロの…ナルトか」 ついクシナのあだ名を呼びそうになってとめる。 しばらくナルトは不思議そうにしていたが、やがて思い出したように大きな声で指まで指された。 「あー!お前ってばあのときの!!」 「お前じゃない。ミナモだ」 「えー!なんで黒いんだってば!?一瞬わからなかったてばよ」 てばよ…。 クシナさんに似て、なんとかわいい口癖か。 まぁ、それはともかく。 さっきの『間』は、わたしが誰かわからなかったからだったのか。 どうやら髪の色が違っていたから、印象が違って見えたようだ。 納得。 「染めた」 正確には変化だけど。 説明が面倒なのでよしとしよう。 「えぇ!?もったいないってば。本当にキラキラしてキレーだったのに」 「わたしの家は特殊でな。染めないといけない事情があるんだ。それができないやつは父のようにボウズにさせられる」 「え…そうなんだってば?ハゲはさすがにいやかも。なんか大変そうだってばね〜」 「わたしは地味に生きれればそれでいい」 「ふ〜ん」 相変わらずカッコイイってばね。そう言ってニッシッシと笑われ、ついその金色の頭をなでた。 う〜ん。顔以外はどこもクシナさんに似てない。 なんだかぽかぽか暖かい小動物を前にしているみたいで、ナルトっていいなとか密かに思った。 もちろんそんなことでホダされて、原作にかかわるわたしじゃないが…。 「ところでさぁ。なんでミナモってオレのこと呼ぶ前に必ずハバネロっていうんだ?」 「我が家にとってはお前はハバネロの種だ」 「…はばねろって種あるんだってば?」 「さぁ?」 そんな会話をして―― ついでにわたしはナルトの悪口を言おうとしている奴(大概主婦)を一通り殺気をこめてにらんでおいた。 あーあ。なんてうらやましい。 あの買い物籠に山のように入った食材が。 あのおばさんの買った肉なんか、うちでは死んでも食べられそうもないし・・・ って、つい。金持ちの主婦達が途中からうらやましくて妬みから殺気が出ていたなんて――言えない。 まぁ、ナルトのように賞味期限切れの牛乳を飲む事はないが、うちは毎朝牧場の手伝いをしてバイトをしたあと、直に牛乳をもらえるしな。 牛乳だけなら新鮮なものがすぐ手に入る。 他は…まぁ無理だな。 そんな日常的なこと―― 2010.07.31. 改 2014.03.28. リンク復帰 |