外伝 ・ も し も 話
[花悲壮] → ツキウタ



【お題】 ライバルファイト!

※魔法の国(字の世界)…『漢字名称』
※魔法のない国(零の世界)…「カタカナ名」

【弥生字】
・真名は《字》
・芸名「春」
・私生活では「花」
・魔法のある世界の春成り代わり主
・二つ前の前世は【復活】XANXAS成り代わり
・一つ前の世界は【黒バヌ】の花宮成り代わり
・前世から変わらず、見えてはいけないものが視える
・生命力が0のため、始の魔力で生かされている
・自分が不幸になるとすぐそばのだれかにラッキーが訪れる体質
・“超直感”引継ぎにつき、異常に勘がいい
・長く生きすぎてネジが吹っ飛んんだ精神年齢仙人な天然ボケ


+ + + + +
 

<霜月シュン>
・真名は「零」
・魔法のない世界の、隼成り代わり主
・【P4】主人公成り代わりから、一つ前の世界は【黒バヌ】の火神成り代わり
・前世の影響で大食い
・口調がまんま「火神」な外見隼www
・犬嫌い
・怪奇現象を呼びやすい体質のため、イメージすると異世界へのゲート(inTV)を呼び出してしまう
・“あちら側”では【P4】の技を発動できる
・元獄族で、ハジメはそのときの契約者

<弥生ハル>
・前世は獄族
・前世でシュンをひろい育ててた親
・カイの契約者
・当時は想像を超える風の能力者で、二つ名は「風の君」
・現在は能力が半径2m以内しか操れない
・なぜか高所恐怖症









《ライバルファイト!》――その番組では、ライバル同士を呼び寄せ、クイズで競わせるという番組である。
その番組では、ライバルであれば、歌手だろうがスポーツ選手だろうが漫才師だろうが呼ばれる。
お茶の間の奥様方からはとてもあつい支持を受けているクイズバトル番組である。





【とあるTV番組におよばれされたよ@】
 〜 春字 世界 〜

 




スタジオに現れたメンバーをみるなり、観客からは黄色い大歓声があがる。

《ライバルファイト!》の収録スタジオにやってきたのは、今話題のツキプロ所属の2グループ。
ライバルというよりも最早ほぼただの大家族のような仲の良さを見せる兄弟ユニット、SIX GRAVITYとProcellarumの12人だ。

王者のオーラをまき散らして威風堂々と現れる睦月始を筆頭に、ニコニコしている参謀の弥生春。苦笑を浮かべている葵、恋、駆。新だけが平然とした顔でのんびり周囲に手を振っている。
かくや白の魔王こと霜月隼はうなだれ、苦笑を浮かべている文月海にひっぱられている。夜と陽も苦い顔で春をみつめている。

陽『もう結果わかってんじゃんこれ』
夜『えーっと・・・濡れるのは俺達ですかねぇ〜(苦笑)』
隼『もうだめだよ。僕は始の濡れ場が見れると聞いてきたんだよ!?
春が相手とか!きいてない!!これじゃぁ、僕らがぬれねずみ決定だよ!いや、濡れてもいい男は水がよく似合うというし。 まぁいいけど。いいんだけどね!!!僕は水も滴るイイ男になった始が見たかったんだ!僕の愛しいプロセラの濡れ場なんか見たくないんだ。
でも僕らはこのままドボンするんだorz』
海『はは・・・・・・だよなぁ〜(苦笑)』

始『安心しろ。しっかり着替えとタオルは用意してある(ニヤリ)』

隼『きいた海!?いまの聞いた!?始、勝つ気でいるよ!始までやるきとか!!ああああああ・・・・僕らはもうだめだぁ』
海『帰りにどっか銭湯か温泉でもよるかー』

字『わーお風呂!?いいね!最近すっかり寒くてねぇ〜。あ、じゃぁあとでマネズに連絡取ってみるね。ここからだとどこが近いかな〜♪』

海『お前のせいだろ・・・・・とか言えない(遠い目)』
陽『どんまい海』
隼『あの子わかってない。絶対わかってないでこの場に立ってるよ。なんで春は何も考えてないんだろうorz』
郁『みんなで濡れれば怖くないですよ!』
涙『・・・ぬれたくない。でも・・・春がいるからしかたない』
夜『でも着替えあるようですし。ね。ここはできるかぎり全力でねばるしかないよ』

字『ん?(にこにこ)』
葵『春さん、手加減してあげてくださいね。みなさんを水に落とすなんてそんな』
字『( ,,`・ω・´)ンンン?どこからそんな話に?みんなで帰りに温泉にいこうねって話じゃなかったっけ?』

『『『あ、だめだ。わかってないこのひと(涙目)』』』



博識の春が、すべての回答をもっていってしまうだろうと、プロセラルムはお通夜状態でドンヨリとしている。

そんな彼らのやりとりに司会者が笑いながらさえぎり、水槽の上の台座へと彼をまねく。

新『おー、けっこうたかさがあるなこれ』
葵『これ、高所恐怖症の人にはちょっとむかないね』

大きな水槽にはぬるめの水がはっており、その上に台がある。
台はひらくしくみになっており、問題を間違えた瞬間にひらき不正解者は水の中に落とされる仕組みである。

このしかけやクイズの流れなどは週ごとにかわり、たまに上から冷たい水が噴射されるものがあったり、頭上で風船が膨らまされ続けたり。ときには回答をかくために用意された机からパイがとんできたりする。
不正解者に対するこの罰ゲームがいつもバラバラで、それによるゲストのリアクションが、この番組の最大の目玉だ。

今回は定番の落とし穴にストンという形であるが、なぜかすでに落ちる気マンマンのプロセラルムである。

そんなことはつゆしらず、司会者がこて調べにと「相手グループのことをどれだけしっているか」からはじめますと告げた。
この質問は10問ほど。
今回は、この段階では間違ってもまだ床はひらかない。
交互にこたえていくのがルールであり、間違えた得点合計が多い方がおとされるのである。

前座が終わったところで、つぎからは本当にクイズだ。
互いにライバルどうしであるということで、ゲストたちの共通する業界話題がメインである。
ただしそのクイズの問題の出題方法はさまざまで、世間一般的なものから、漢字あてクイズ、人名あて。様々なかたちで出題される。


そうして始まったライバル対決!

っと、思いきや。
ここで司会者の予想を上回る事態が起きる。



「第〇〇問!ツキプロ・・・」

――ピンポン♪

字『はーい、答えは11月24日。隼の誕生日だね』



「第〇〇問 じゅうに・・・」
ピンポン
字『これ、本当は諸説あるんだよね。
師走とは、「師馳(は)せ月」(しはせづき)。昔は正月も盆と同じように祖先の霊をともらう月だったんだけど。 お経をあげるため、お坊さん(=法師とか導師と言うでしょう)があちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源だ。 つまり師走とは、とっても忙しくてお坊さんも走り回るからその字になったわけだね』


「第〇〇問 き・・・」
ピンポン
字『ツバメ』


「第〇〇問 ぁ・・・・・」
ピンポン
字『白田、黒田、ホケキョくん、ディアボロ、笹熊1号、マゼラン、ヤマト、ナカイさん、コロッケ』


「第〇〇問 ・・・」
ピンポン
字『漢字の“英”』


「第〇・・・」
ピンポン
字『蝶』


「だ・・・」
ピンポン
字『朏ユズルさん』




『『『・・・・・・・・』』』



交互に回答していく。
どころではなかった。

笑顔の春のスイッチを押す速さと言ったら、問題を読み上げるよりも早くに答えを出し。
画面に文字となるものがうつりそう・・・・な、その瞬間に正解を告げ。
しまいには司会者が何を言うのかも予測したかのように、何問目かさえ言わせずに答えスイッチをおしてくる。
最終的に春による回答がでたあとに問題がでるという逆転がおき――・・・

これはには司会者も観客もスタッフも唖然としてしまった。

とっさに司会者の機転で、突如としてクイズがシャッフルされるも、それも問いが一文字でたところで答えを出している。
しかもすべてが正解ときている。

陽『あーあ、やっぱりこうなると思った』
新『想定内』

その後は自棄になってどんどん難易度の高い問題をその場でつくりだしてだしてくる司会者に、春は最期まで始終笑顔でマイペースにゆったり答え続けたのであった。


結論から言うと、最終的にはスタッフと司会者による春への挑戦番組と化していた。

本来であれば交互に答えあい、正解と間違いの数を競うのだが。いかんせんすべての問題を春が解いてしまった。
さらにいうと司会者と春の質問即回答のやりとりで、会場は変な燃え方を始めてしまっていた。

そのため不正解は一問もなく、どちらかが水のなかにおちるということもなくおわった―――――――かにみえた。

駆『あー無事でよかったですね、ね、はるさ・・・!?』
春『あ・・・』
新『まじかよ。そうきたかー』
恋『どわっ!?』
葵『え』
始『!?』

ドボーン!!!

司会者が敗北を認めたところで、水槽の上から台がうごき、底が抜けておちないようにと安全な位置まで移動される。
そうして安心して台を降りようとしたところで、足をもつれさせた駆がたおれこみつつ傍にいた春にぶつかり、 春はその衝撃でよろめき傾く身体のままにたまたま横にいた新の服をつかんでしまう。
新の身体が春にひっぱられてバランスを崩し、その足に恋がひっかかり、恋がたおれこんできたせいでその背後にいた葵と始が恋のお尻によっておしだされ――

底が抜けるパターンではなく、六人が柵をこえてそのまま水槽の中に落っこちてしまった。

陽『えぇー・・・・・なんだこれ』
海『さすがにこれは予想外だ』
夜『ハッ!?まさか駆の不幸体質がこんなところで!?』
郁『皆さん大丈夫ですか!?』
涙『びしょ濡れだね、グラビが』
隼『こ、これは!始の濡れ場を見るチャンス!!!はっじめー!!!!そのままこっち向いて!あああ!!!なんで僕はいまカメラを持ってないんだ!!!』
海『いや、お前は黙っとれ。
おーい、お前ら大丈夫か?ほら、しっかりしろ』

プカリと浮かんだ駆と春はそのままに、水槽から顔を出した恋、始、新、葵に、スタッフと海たちが慌ててかけよって手を差し出したのだった。

新『最期の最期で、駆の不幸体質に、春さんのアンラッキー発散体質が乗算されるとか・・・』
葵『ははは(苦笑)まぁ、クイズの途中で駆の足元だけ穴が開くよりはましじゃないかな』
恋『かけるさぁ〜ん』
始『・・・無人島では駆だけがレールの腐った樹を踏み抜いたしな。まだ今回のはましか』

字『ぷっは!いま一瞬意識飛んだよ!あーっびくりしたぁ』
始『おきたか』
字『これはプロセラにラッキーフラグがたったとみた』
始『お前が勘でなんでもかんでもとくから、ばちでもあたったんだろ・・・・・・・俺たちを巻き込むな』
字『えー無茶苦茶いうなぁ〜』
始『だがお前のその不幸になると周りでラッキーがおこるその体質も役に立ったな。 今回は柵から転げ落ちてもたまたま落ちたところに水槽があったからだれも怪我せずに済んだ――そう考えればラッキーを回収したのは俺達ともいえる』

駆『ぷは!み、みなさん無事ですか!?す、すみません。俺の俺のせいで(涙)』
字『ふふ。でも誰も怪我はなかったからほんとうによかった。
それにね。これでみんなで帰りに温泉に行こうっていうのの、いい言い訳けになるじゃない。そんな哀しそうな顔しないで駆。大丈夫。 むしろやったね!って、楽しんじゃおう。ね』
駆『はるさぁーーーーーん!!』

新『あ、駆がおとされた』
恋『さすが天然タラシ!恐るべし弥生春』
始『ほら、お前ら何時まで水の中で友情ごっこしてるつもりだ。本当に風邪をひく前にさっさとあがれ』





収録後。本当に近くのスパにて、温泉につかった12人であった。

もちろん、魔王様のお呪い効果もあって、まったりゆっくり楽しめたらしい。
その一方で、さすがのお呪いでも防げないものがあったようで、黒年長二人の色気による惨事があったが・・・・・・・ それはまた別の機会に。


後日、弥生春にクイズ番組出禁の通知が届き、出演する際は必ず問題を聞いてから答えるようにと厳しく社長から指示されるのであった。

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ライバルファイト!

という番組にSix GravityとProcellarumが呼ばれた。
以前、GrowthとZIXがこの番組でお呼ばれされたためシュン達は企画を飲み込むためにその回を見ていたわけだが――





【とあるTV番組におよばれされたよA】
 〜 獄族だった彼らがアイドルになった世界 〜






零「なるほど。グループ交互にクイズが出され回答していくわけか。」

始「より深く理解を得てるか試されてる訳だな」
零「リサーチ力だな」
始「ーーーで?」

海「ほら、ハル。ちゃんと番組見なきゃダメだぞ?」
春「無理無理無理無理無理…!なにあの高さっ間違えたら水ドボンとか底が開くなんて俺ブロークンハートする!!!」

テレビでホラー番組見てる時にありがちな怯えようでカイに抱きつき目を背けるハルの図。
ただし、ホラー番組ならスンッとした顔でハルは見るけれども。
今、真っ青でテレビから背いてるのは番組のセットについてだ。

いつぞやの舞台の時に数センチ地面から離れただけで悲鳴上げていたハルのことだ。
高所恐怖症でもある彼がこのライバルファイト!に乗りきれるのか…
いや、無理だろ。


零「大丈夫か?」





◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 




収録日
本物のセットを間近で見て「あ…これ精神的にアウトだ('∀')」という顔したハル。
思わずカイの方へ行こうとしたハルをハジメはアンクロし容赦なくプールが設置させた舞台へ連れてきた。

そして始まる本番。


司会「『第一問、師走カケルさんが●●堂で挑戦した』」

零「ビッグフライ野菜マシマシ超級丼」
司会「正解!そういえばお二人で歩き旅番組で仲良く食べてましたよね。リスのように微笑ましかったなぁ」
駆「美味しかったです…!店主さん何故か引いてましたけど!」
零「だな!」
恋「そりゃ、二人別々に超級丼頼んで綺麗に完食すればそんな顔になるかと」


司会「『第二問、水無月ルイさんが番組で披露したピアノ』」

始「淡い花」
司会「正解!いやはや、チェックしてますね」
始「ピアノアレンジされた淡い花はより透き通った音に聞こえ是非ともその場で聞きたかったものです」
涙「嬉しいな。帰ったらハジメの前で弾いてあげよっと」


と、このように答えるのだが白熱した戦いはリーダーズである。
元より好戦的かつ二人してグループの把握に長ける方であるゆえに率先して答えていく。


司会「『霜月シュンさんのバスケが得意ですが、プレイスターー』」
始「パワー・フォワード」


司会「『弥生ハルさんの好んでる食パンのき』」
海「四枚切り!」

ちなみにシュンやハルに関する問題は最初から応える人が決まってると分かってる年下組が暗黙の了解で放棄してる ――その優しさにどれだけの人が気付くであろう。


ハル「…………………(^_^)」


誰もが博識と名の通ったハルが率先して答えるものと思っていたが、当の彼は笑顔を固めたまま遠くを見て沈黙していた。
ハジメ達から遠くを見てろのアドバイスを甘んじて受けた結果である。
もはや魂を飛ばしていたともいえよう。
そのまっしろな灰のようになった姿を見て、観客たちは「ああ、そういえば」と、彼は極度の高所恐怖症であったのを思い出し、それはもう生暖かい目を向けたのだった。

白熱した戦いも終止符が打ち切られた。
それは唐突なことだった。

シュンが誤答したのだ。

零「あ」
「「「「「あ………」」」」」

バシャーン!!!と豪快な水飛沫と音を立ててプールに落ちるプロセラメンバー。
そして床の開く音に思わずプロセラのほうへ向いたハルは、悲鳴を上げて横にいたアオイに抱きついた。


零「いやー濡れちまったなwww」
海「だなー。まいったまいった」
零「俺達でよかったな」
海「俺達なら慣れてるしなー」
涙「僕も慣れたよ。エッヘン」
夜「逞しくなったね…!ルイっ」
陽「まさかルイがここまで進化するとはな」
郁「進化…成長?俺は喜べばいいのかなー?」

恋「おぅふ…服を豪快に脱いでくProcellarum」
新「すごい悲鳴の嵐だな。これは落ちたほうが利だったのでは?」
駆「ルイ…腹筋前よりある気がする…!!プロセラ効果!?」
葵「漢度増してるよね。」
恋新駆「「「それな」」」

プールから出てきたプロセラメンバーはグラビメンバーがバスタオルを各々渡していく。
ハジメはワシワシとシュンの髪をタオルを拭ったのを一時止めポソッと呟く。

始「…ハルのために手を抜いたな?」
零「…なんのことだ?」
始「まったくーーー家族思いの親子だな」



司会「では、本日のライバルファイト!はここまでっ」




収録後、裏手でハルはカイとシュンをまとめて抱きついた。
ヨウがそれに苦笑を浮かべなら、手際よく他の仲間たちを能力を駆使して乾かしていく。

春「おれのせいで!ごめぇーん!本当にごめん!好き!ありがとう二人とも!大好き!!」
零「まぁ、間違えたの事実だけどなwww」
海「その好きを俺だけにむけて・・・いた!なんでなぐるんだよハルぅ〜」
春「場の空気を読まないカイがわるい!せっかくの感動のシーンをなんだとおもってるの!」
始「ふー・・ハルのことなんか気にせず水に落とせばよかったのに」
海「いやいや、それお前も濡れるからな?」


へくしょい!

ふいにカケルが大きなくしゃみをする。
いがみ合っていた年長組もそれにはっとしたように、慌ててタオルでお互いをふき始める。

陽「うーさみぃ。うしっ!とっとと乾かすぞー。お前ら並べ〜」

郁涙「「はーい」」
夜「ヨウ、ありがとう。でも、念の為風邪引く前に寮に帰ろうね」
新「無料にして有能なドライヤーヨウくん、よろしくたのむよ」
陽「…お前にはしてやんねぇ。自力で乾かせ」
新「なっ!?」
海「ははwwwまぁ、おちつけって。さすがに風邪はやばいからな、かわかしてやれってヨウ」
陽「っち、しかたね」

葵「それにしても・・・あの台って本当に高かったですね」
春「うん。あまりの高さに魂が飛んでたよオレ」
始「まぁ、あれですこし番組側もきづかってくれるようになればいいがな・・・・・・高所恐怖症相手に」

なんだかんだありつつ、無事ライバルファイト!は収録を終えたのである。
その後、罰ゲームの仕掛けに変更があり、落とし穴でも高さのある場所からということはなくなった。

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