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01. 鰐戦後、リース、ルフィに愚痴を言う |
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文章の修正をかけていると、後で使おうと思って書いておいた文章が使えなくなるんです。 ナミがリースとすでにあっていた設定にしたためボツになったのが、この「長〜いリースの愚痴」のお話。 ちなみにこの段階でのリースは、現在掲載中の本編のリース(大人版)の衣装や髪型とは違います。 初期段階のリースは、原作知識をフルに生かしているので「未来予知しちゃうよ」てきな凄い人間でした。 もったいないのでボツ話だけどアップ。 あくまでボツ話なので、修正後には消えます。 10.06.30 シャランと小さな金属音がして振り向くと、そこには一風変わった格好の青年がいた。 いつからそこにいたのか。 周囲には船が近づいた気配はなかった。 見回してみても自分たちの船の周囲には何もなく、気配も音もなく青年は忽然とそこに現れた。 黒淵眼鏡をかけた髪の長い青年。 真っ黒な髪は背中まで伸ばされ、ちらばらないようにか三つ編に編みこまれている。 髪を留めているのは、一本のワイヤーかなにかで一つにながったナルコを思わせる細く平らな板状のものがいくつもつらなった銀細工。 それが風に揺れてぶつかり風鈴のような音を立てていたのだ。 前髪は左側だけ長く、意外と整った顔を半分隠してしまっている。 もしかすると意図的に隠しているのかもしれないが、それでは余計目が悪くなるのではというつっこみは相手の独特の不思議な雰囲気に飲まれて口にするものはいない。 背丈はルフィと同じぐらいか少しばかり低いだろう。 かなりの細身で、格好は少し変わっている。 黒いズボンに首元を隠すような黒い長袖。 その上に白い着流しを着ていて、腰には少し眺めの日本刀が二振り刺さっている。 風が揺れ、もう一度背筋を伸ばして立った青年の着流しの背には大きな字で「正義」の二字。 やるきのなさそうな態度は青キジを思い出させるが、青年のその背に書かれていたものをみて甲板に集まっていた全員が一気に臨戦態勢をとる。 ゾ「てめっ海軍か!!」 サ「海軍がなんのようだ!!」 リ「は?って、ちょっと…まったくだからめんどくさいのはイヤだったのに」 ギンと金属音を立てて抜刀したゾロと、いますぐにでも飛び掛ってきそうなサンジ。 女性陣もそれぞれ得意のものを構え…… 青年はみてるこちらが同情したくなるほど深く、それは深く深くため息をついて、 リ「あ〜害をなすつもりはないのでおかまいなく。 ちょっとお訊ねしたいことがあってたち寄らせてもらっただけなんで…。 はぁ〜、もう、ホントそう警戒しないでください」 青年は「心底イヤダ。疲れた」という疲労の顔でその場にしゃがみこんでしまった。 その様子にすべての警戒は解かないものの、話だけは聞いてみようと視線で頷きあう麦わらクルー。 青年は深いため息をついてカランと下駄をならして飛び上がると、ふわりと音もなくゾロの前に着地する。 あまりに音もなく警戒心もないそれに、しかしゾロは一歩も動くことができなかった。 リ「君がゾロ?であっちがロビン?」 目を細めて相手を確認すると、いかにもだるそうな表情で手を懐につっこみ何かを探すようにガサゴソとあさったあと、「いやんなんなるな〜」とぶつくさつぶやきながら分厚い書類の束を取り出す青年。 リ「えーっと。まずお尋ねしますがここは麦わら海賊団の船で間違いはありませんか? っで、あっちの素敵な女性がナミさんで、ロビンさん。 ………微妙に似ているようで特徴はしっかりつかめるので似ていないこともないこの似顔絵がサンジさんでよろしいですか?」 相手が懐から出した紙の束が手配書だと気づいた四人は、緊張をさらに深める。 っが、サンジだけは、画青筋を立てて怒りをあらわにして、しまいには嘆いている。 サ「微妙も何も似てねーよ!!」 サンジは一瞬で魂が抜けたようんドヨ〜ンと打ちひしがれてしまう。 それに青年は見えている右目にうっすらと涙を浮かべ、魂が抜けて風化しかかっているサンジの肩をやさしくぽんとたたいた。 リ「あぁ、わかりますその気持ち。さすがにこれはないですよね〜。 自分も昔、軍中にあらぬ顔写真を貼られ、どれだけ打ちひしがれたことか。 だれもオレがオレだって信じねーし(ボソリ) もしかするとオレのときのポスター書いた奴とあなたの似顔絵書いた人、同じかもしれませんね〜。 あ〜なつかしくもイタイ思い出だな。 あとでそいつ抹殺しとくんでまかしてください」 サ「な、なんていい奴なんだお前!!」 リ「あーはいはい。 それで?あの帆が正しければここは麦わら海賊団ですよね?」 ナ「え、ええ。そうだけど…。 えーっと。それで、どちらさま?ってか何のよう?」 リ「あぁ、すみません。申し送れました。 海軍本部から参りましたリースと申します。 ただのそこらで雑務をこなしている下っ端ですんでおかまいなく」 ロ「下っ端が背中に正義の文字をつけているのは始めてみるわ」 リ「む。そういうことは見てみぬふりをしていただけると嬉しかったのですが…まぁいいや。 それと海軍からきたといっても上は関係なく、むしろこの行動自体極秘でもって独断なんで、どっかの海軍とであってもオレのこと言わないでください。 あ、これ海軍本部で販売してる限定焼き菓子です、よかったらどうぞ。結構いけますよ」 サ「…茶でもいれてくるか。座って話そうぜ」 リ「あー、お構いなく」 ナ「敵意がないのはわかったわ。それで?本当になんのようなの?」 リ「うちの馬鹿ズが世話になったようなので、ぜひにもうちのバカどもを一発長男として殴らせていただこうとはせ参じました」 ウ「バカズってだれのことだ?」 リ「あれ?聞いてないですか?自分、ルフィの兄その1です。 いつもうちの大馬鹿野郎がお世話になっているようで本当に申し訳ありません。 ところでエース来ませんでしたか? なんかあいつグランドラインを逆走してるみたいで…気になったんで後を追ってるんですけど」 ナウサゾ「「「「ルフィの兄!?」」」」 「に、にてねー」 「てかちっさ」 リ「……はぁ〜。本人の前で相違ことは言わないでください。傷つきます」 ---------- ル「リース!なんでここに!!」 リ「ルフィか。いまごろきたの」 ル「リースぅぅ・・・いたたったたたたたt!!!」 うれしそうに駆け寄ってくるルフィにちかよるなり、リースは思いっきりルフィの頬をひっぱってひねった。 それに呆然とする仲間達。 リ「お前いいかげんにしろよなぁ。オレがどれだけめんどくさいこと嫌いかしってるんだろ? なのになんでエースはグランドラインを目立つように逆走するは、いくさきざきで地域の皆様に名前を覚えられるように行動してる麦わら小僧がいるわ。 エースなんかは予想よりは役黒ヒゲと早くぶつかったらどうしてくれるんだよ。 そんなことしてみろ死ぬぞあいつ。 ってか、お前はお前であの砂ワニの気違いとたわむれてるし。 なに王女仲間にしてんの?後始末の裏工作の方が大変だったのはどうしてくれよう。まぁ、いいけどさ。 それにしてもお前いつも死にかけるなぁ、お い。マジで死ぬき気かよボケ!まだ音楽家っていう野望一つもとげてねえのに死にそうになってんじゃねーよ。このタコ。それじゃぁお前の人生つまんねじゃねーか。もっと暴れてから死ね。 骨でもなんでもいいから仲間にしてもっと強くなれよ。 ってか、仲間にしちまえばこっちのもんだ。 王女だろうが元敵だろうが、犯罪者扱いされたものだろうがどんどん気に入ったら取り込んじまえ。 お前は悩むな。お前の判断で傷つく奴はお前の仲間じゃねーから、お前がやりたいことをやってそれでもついてくる奴のみ相手にしろ。 こないなら巻き込んじまえ。周囲を巻き込んでそれでもお前が満足できる結果が出たら喜んどけ。 ってか、ビビなぁ。あれやばいよなぁ。一国の王女だし。後処理がめんどくせー。どう隠蔽してやろうか。 あぁ、もう。親父が聞いたら笑って喜びそーでいやだ。 あの真東親父にどう報告しろと? いつも同じ方向ばっかみてるとサウスバードっぽいな。今度ソレをネタに笑ってやろう。 そもそもなんでオレがお前のことで冷や汗かかないといけないの? どうせうまくいくってわかっててもさ、こっちは気が気じゃないんですけど。 いいよ別にさ、お前が死ないってのも冒険楽しんでるのもわかってるけど…あーそういえば、オカマ王の10年の寿命の行方がきになる。あぁ、今はそんなのどうでもいいか。 ってか、王女と仲良くランデブーはともかく、クンフージュゴンになつかれてんじゃねーよ。あれが一番やべーよ。チョッパーいなかったらどうなってたことやら。 そもそも今回は爆弾でみんな死ぬかと思ったし。 あのバカ鳥、生きてるなら生きてるで、わずらわしいまねすんなよな。 肝冷えたし。オレの肝をいくつ冷やせばお前は気がすむんだ? てか、お前らさあんまり無茶ばかりすんなよ。いやいやルフィにかぎったことじゃなくて、この船の全員な。 あとメリーもな!無茶すんなよお前が一番やばいんだから! 兄ちゃんとしては責任感じるわけで、お前ら全員がどれだけ生命力強くてタフなのかもわかってるけど、気になるから! いや、ほんとまじで気になるから!! とくにお前だこのボケゴム。仲間を守ろうとするのはいい。っが、それ以上におまえ自身を守れ。 全員死なないとわかってても気になるし。ケガしたらいてーじゃん。 ルフィ、お前いい友達いっぱいできてよかったな〜。 ここのクルーも出会ったやつらも、友達は一生もんだぞ。 ってか、ともだちっていえば。 …そういえばオカマのボンクレーつかまったぞ。まぁ、そのうちあえるだろうから今はどうでもいいか。 あの砂の国の一件のせいでスモーカーさん俺に八つ当たりするし、たしぎバカだし。あ いつオレより目が悪いんだぜありえねーし。 ヒナさんうるさいし。じいちゃんが喜ぶしそのとばっちりこっちにくるし。 青キジがきになる女の子追いかけて仕事から逃げ出すのが見えてて腹立つし。 反乱&革命って言ったら、絶対間違いなく親父喜んでるし。 すべての原因はおまえだぞ!なに無茶してくれてんのお前? これから自分の仲間増やすなら、もっともっと強くなれよ。守りたい奴がいるならさ。とくにエースとかエースとかエースとかエースとかさ」 エースしかいねー!! リ「あいつ助けたいならもっと強くなってから海軍にいどめよ〜。 ジジイにとどめさせるぐらいさ。 オレあいつのせいで正義の文字背負ってんだぜ。 千尋の谷やら、風船で子供とばすとかありえねーしあの糞ジジイ。 ってかオレが悪口言ったのは黙っとけよ。またオレが八つ裂きにされるから。 あ〜それにしてもマゼランくせーだろうな〜。 おまえ、メンメン言う犬ごときにふみつぶされたり、地獄の業火に落ちて死ぬなよ。 死んだらオレが地獄の底まで鉄拳くらわしに行くから覚悟しろ。 はぁ〜。マリージョア早くこわれないかなぁ。マリンフォードの上司うぜぇ。 レイさんにあいたいな〜。 九蛇のひとたちって露出しすぎだよな。オレも旅にでたいな〜」 ル「ちょ、ちょっとリース!!何に言ってるかわからないんだけど!?」 リ「んあ。あーわるい。つい、長年ためていたあふれんばかりの想いがつい愚痴となって口からもれ出た」 ル「ってかおれって親父いんの?」 リ「えーそこ。くいつくの。せめてボンクレーあたりでくいつこうよ」 ル「えー。でも会えんだろ?」 リ「…お前たちは会える」 ル「だったらボンちゃんとはそのときにでも本人から聞くよ。 ってか親父の方がきになる」 ルフィのその言葉にリースの表情が一瞬でうわーめんどい。っていうものにかわった。 リ「爺に聞けよ。どうせ……どこだっけ?そうそうそのうち変な頭の二人と一緒にあえるからそのとき聞け」 ル「わかった」 リ「あ〜。そういうわけで。愚痴をこぼしにきたわけではないのですよ」 少し考えたような動作のあと、シャランと髪を揺らしてリースが集まった全員のほうへと視線を向ける。 いまだイテーと顔を赤くして甲板でうめいている弟は無視する。 リ「…もうしわけありませんが、うちのバカよろしくお願いします。 本当にバカで考えなしであなたたちにご迷惑ばかりかけると思うと、こう胃が!ギリギリと絞られるように痛むんですが。 まぁ、うちのも世話かけてばかりじゃないみたいですし。 あなたたちとこれから出会う仲間たちがそいつについていくっていうんだから仕方がない。 兄としてはもう気になって気になってしょうがないんですがね〜。 いつ無茶するんじゃないかって。や、いつも無茶してるから、の方が正しいか」 ウ「あ、エースもそんなこといってた」 リ「でしょうね」 ----------- リ「……ルフィ。何があろうとあきらめるな」 ル「リース?」 リ「空は…あきらめなければきっと手が届きますよ」 ナ「え?」 ロ「まぁ」 どうして次の目的地がわかったんだろう? ---------- ナ「なんか。不思議な人だったね」 ル「リースは昔から分けわかんないことばっか言ってたぞ」 ル「でもさ対外リースの言った言葉に間違いはないんだよ」 ゾ「あの兄貴…能力者じゃねーか?」 ル「さぁ?」 ウ「そういうえば突然現れたよな。なんの能力だありゃぁ?あんなのみたことないよ」 ナ「未来を予知できるとか?」 ル「それに近いことは悪魔の実食べる前からだぞ。 ふだんはだれ〜っとしてて本ばっか読んでてで、家から一歩も出ないくせに、おれやエースよりも強くてさ。 おれら一度も奇襲に成功したことないし」 ナウ「「奇襲かよそこの兄弟!!」」 ル「キレルと口調が悪くなるは、すぐ拳が飛ぶわ。 ふてくされてもきれてもなんかよくブツブツといってた」 そういえば…全員の手配書が出回ったのは、W7後でしたね。 なにぶん書いたのが、連載当初だったもので、メモがき程度のつもりだったんで、みせられたものじゃないんですよコレは。 その時点で、この文章はやっぱし使えない。 そんなわけでボツ話でした。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございます! 本編の方は相変わらず修正中です。 もうしばらくおまちください。 いろいろもうしわけありません。 |