崎穹識の日常
- 復 活 × 零 崎 -



00. 穹色は片割れの元へ





 天の蒼が目覚めたとき“起こった”ことは、穹色の嘆き





 


―― side 沢田綱吉





 


 もうじきだ もじきくるんだ


 “くる”って
何がだろう?
大丈夫 おれはわかってる

自分でも“それ”が、“なに”かわからない高揚感

でも「もうじき」だってことだけはわかった
今日、合わないといけない気がして、雨が降りそうな外に飛び出した

 だってそうでもしないと――
また、大好きな家族を、“殺し”に巻き込んでしまう

そんなことがないように
たらないおれの何かを探すように

外にでた



「ツゥくん。外は雨よ?」
「大丈夫だよ!それに雨じゃないとダメなんだ!だって新しい傘をみんなにみせにいくんだから!!」
「ふふ。じゃぁ、きをつけてね」
「うん!!」

お母さんが、気をつけてねと、玄関まで見送ってくれた。
手にするのは青い傘。
本当は友達に見せびらかすんじゃないけど、雨も降っているしちょうどいい言い訳になる。

 外に出るとやっぱりどしゃぶりで
この傘のような青色をした空は見えなかったけど
蜘蛛の隙間から微妙に太陽の光が見えるからそろそろ晴れるかもしれない

じとじとしていて嫌な天気は相変わらず

でも、今日は何かが起きるような気がした。
たとえば、探し物が見つかるようなそんな予感。


「いってきますお母さん!」





 


アオイロハカタワレノモトヘ





 


浅い眠りについていた穹色の殺人鬼

その目覚めは 近い










カウントダウンは開始した


双子がであうまであと





 数刻――








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