【締め】その後の展開〜次の世界へ |
〜その後の展開について〜 このあとは原作通り。 式を殺された女術師が的場へ復讐のため、集めた血をもとに、洞窟に封印されていたばかでかい妖をめざめさしてしまう。 夢主、あまりの瘴気の具合に初っ端からダウン。役に立つことはない。 『よし。殺そう』 殺意殺意♪とばかりに、封印がとけたものの理性のない妖の前に立ちふさがり、そのまま一刀両断と切りかかろうとしたが、あまりの瘴気の酷さに血を吐いて倒れる。 その血が妖にすわれまして・・・・・・・・突如、妖がのたうち回って苦しみだす。 『フハッ!ざまぁ!!一族で引き継がれつづけ、この世でさらにこの身で煮詰めた呪いだ。ただで済むと思うなよ低級が!』 まぁ、あざ笑うのはいいのだが、夢主も死にかけで弱り切っている状態という。 強気ではあるが、「ちへど吐きながら言うやつのセリフじゃないぞ」とさっさと本来の姿の斑にくわえられて退場。 名取さんと夏目は、妖が夢主の呪いの血のせいで弱っている隙に、封印! 原作通りことはおさまる。 的場さんに目を付けられる夏目。 的場からすると夢主は、もう二度と会うことのない相手と判断された。 なお夢主のことは「清浄な気の中じゃ生きていけないほど力が強いが役に立たない術者」と認識。どうせ自分の傍に来るどころか、あれは結界から出れないタイプの人間だから、興味を持つ必要もないと判断した。 まちがってはいない。 そこから・・・・・・ 毎度毎度、夏目に巻き込まれる夢主。 夢主は陽の気が大好きなので、名取さんがくるたびに頭をなでてもらって癒しをもらってる。 最近では柊が夢主を「名取の式の一人」と認識を持ちはじめ、名取と一緒に夢主の頭をなでまくっている。(←たのしいらしい) たまに名取の式を自分の収める地に招待することもある(正確にはつれていってもらってる)。 まぁ、そのままなんだかんだまきこまれつつ夏目をみまもりつつ、名取たちとうまくやっていく夢主。 夢主VS的場!とかかんがえてみたけど、夢主が強さをアピールする必要はない世界だと思いなおし、ふたりがというか払い屋たちの前に夢主があらわれることはきっとない。 『マダラ。のせて』 「いやじゃ」 『・・・貴様に断る権利があるとでも?これはお願いじゃなく、命令だ。しのごのいわずにのせろ。オレに借りがあるのを忘れたわけではあるまい?』 「・・・・・・しかたない」 ドロン 「のれぬらりひょん。話はあとだ」 『夏目のもとに行くのだろう?オレもつれていくといい』 また夏目が事件に巻き込まれた挙句、帰ってこない! ちょうど同じタイミングで夢主の配下のこものの妖が行方不明になっていたので、夢主はその子を探していた。 『斑、おまえはそれでも夏目の護衛か?ただのデブ猫ではないのか。あのこはまたとんでもないものに目を付けられているぞ』 「フン。あれぐらいでへこたれるようであればわたしがさきにくっているさ」 元の姿の状態のマダラの背中に乗せてもらった夢主。 夏目を探しながら空を飛ぶ先生。 「斑様」 「ん?なんだ美鈴ではないか。どうした?」 「夏目をみつけた」 「ほんとうか!いくぞアザナ。しっかりつかまっていろ」 『こちらこそ、ふりおとすんじゃねーぞ。安全運転で行けよ』 というわけで、美鈴さんが場所を教えてくれたの急行する夢主と斑。 なんと夏目が的場にせまられているではないか!? 夏目がかばっている低級妖はなんと夢主の庇護下にいるはずの仲間の妖だった! 探していた仲間も夏目も一緒に見つかりほっとするものの、的場が「夢主の仲間」に手をかけようとする! 『衣食住の恩、報いるとき!』 マダラの背から飛び降りる夢主。 さっそうと空から割り込み、音もなく軽やかに着地を決め的場と夏目の間にはいる夢主。 ーートンと軽やかな音を立てて、白い妖怪がふってきた。 それをみて的場は目を微かに開く。 最初は「正常な空気でしか生きれないあのときの人間」とおもったが、夢主がちょっと頑張って力をひねり出し的場にもわかるようにしたことと、夏目にかばわれていた妖が「そうだいしょー!」とか声をあげるものだから、夢主の正体をついに的場が理解。とはいえ、「ぬらりひょん」とは理解していない。「百鬼夜行の主になりえる」強い妖という認識程度。 『はぁ〜。たかが人間の子供に何をしようとしている払い屋。これだから払い屋というやつらは好かねぇな。陰陽師しかり、オレたちを下にしか見ないやつらは特に』 「これはこれは大物がきたねぇ。百鬼夜行のあるじか」 『妖怪任侠一家奴良組が頭、奴良アザナ。うちのもんが世話になったなぁクソ払い屋ぁ』 てめぇらは一度自分の力量を知るべきだよ。 ちなみにオレの仲間に手を出したら、テメェの自慢の鼻をへし折ってやるから覚悟しろ。 ーーーみたいな展開も考えたが、たぶんない。 夢主が払い屋と相まみえることあるのか?ひとまず夏目の妖怪騒動には巻き込まれる。 そのままこの世界で一生を過ごす。 夏目世界から夢主が元のぬら孫の世界に帰ることはできない。なにせ向こうの世界では死んでいるので。 夏目世界と夢主の関わりはこのあともつづく。 けれどまったく思い浮かばなかったので、この話はひとまずここで終わり。 >>>【次の世界へ】 |