白と赤色の物語
- 銀 魂 万事 屋 よ 永 遠 なれ -



エピローグ きっとこんな終わりもどこかにあったはず

・A世界…原作アニメ沿いその世界
・B世界…土方が緑目、銀時がファザコンの世界













十五年前。ひとりの白い男が戦場にいた。
男は無数にせまりくる呪符の嵐をくぐり抜け、とある集団のトップの首をおとした。
しかしその首は生き物ではなく、男はその身に呪いを受けた。

ぽたり ぽたりと
男の腕から血が流れ落ちる。

「血塗られたその姿、まさしく鬼よ。同胞を守らんがために修羅の道を行くか。
だが、お前のそのまがましき手は、いずれその腕にいだいた尊き者まで粉々に握りつぶすだろう。 それが鬼の背負いし業よ。 愛する者、憎む者、すべて喰らいつくし、この世界でただひとり、泣き続けるがいい――白夜叉」


魘魅は哂う。
動かぬ仮面の下で。
嗤う笑うわらう・・・。

白い髪の男が、やがて自分と同じように、絶望に“堕ちていく”様を想像して――








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side B世界の坂田銀時
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―――現代。


バイトで映画の違法撮影の取締りに来てましたおれたちよろずや一行。
まさか本当に映画泥棒がくるとは思わなかったけど。
観客どもに物を投げられてもがんばって取り締まって、映画泥棒を捕まえたおれを誰かほめてくれ。

っと、いうわけでご褒美は、君の頭の中のデータでいいよ。

さぁ、映画泥棒その頭の中を見させてもらおう。
そのでかいカメラには何が映されているのか。
なんたってさっきまでおれらがいたのは、ちょっと言葉にしちゃダメな、子供が見ちゃいけないポ●ノ映画だ。 これは期待できそうじゃねぇの。



なにがでるかな。

しっかりティッシュは持った。
3Dにならいつでもなれる!
おし!準備は万端だな。
ほら、お兄さんがついていってあげるから映画泥棒はこっちな。
それにほら。映画が映画なだけに、違法撮影されたのはきっと・・・。
あ、だから新八君。神楽ちゃん。君たちはそこで待っていなさい。
お子様にみせちゃダメなものだろうからな。

そうして映画泥棒の肩をつかんでトイレに連れ込む。
よし。邪魔するもの(お子様たち)もいない。

さぁ、みさせてもらうとしようか。
映画泥棒の顔に当たるカメラの、その再生スイッチを押し――・・・








《侍の国、僕らの国がそう呼ばれていたのは今は昔の話───》

「え…?」

眩い光が消えたと思った矢先、突如はじまったモノローグ。

《かつて侍達が空を仰ぎ、夢をはせた青い空には、今は異郷の船が飛び交う》

「ちょっと待って…なんか始まっちゃったんだけどコレ!?」

《かつて侍達が肩で風を切り歩いた街には、今は偉人がふんぞり返り歩く》
《それが僕らの世界、それが僕らの街、江戸である。侍達が剣も誇りも失った時代───》

江戸の象徴ターミナル。さらには街を行きかう人外生物に、空を行き交う宇宙船の映像というオマケつき。
ナレーションは志村新八によるもので、きっとおれらの世界の話をそのままアニメにしたら初期からずっと使われていそうなほどそっくりな映像と音声で・・・って。

ちょっと待ったぁ!!!

「これなんなの…?しかもさっきタイトルに“銀 魂 万事 屋 よ 永 遠 なれ”とか書いてなかった?」

本当に何だよこれ!?
え?いつオレたちの世界ってアニメ化されたの?
どこでそんなものやってたの?どこで映画ドロボウさんはこのアニメ撮ったの?
っていうか、“銀魂”ってなに?つーか、アレでなんて読むの?ギンタマ?ギンコン?え?
よくわかんないけど、ナレーション新八?なら新八に突っ込めば答え返ってくる?

っていうかなにこれ!?
なんの映像!?
え?おれたちの話って、アニメになってるの?え?ナニソレ?主人公おれなら、許可とれよぉ!!!
ついでにその映画の売上代を1割でいいからくれよ!万事屋銀ちゃんはつねに赤字だぁ!!

《だがしかし、そんな時代に己の侍魂を堅持し、生き続ける男が一人》
《ラストサムライ───坂田銀時》


っていうか・・・え?ら、ラスト?
どういうことだってばよぉぉ!!!???

助けてとーちゃーん!!意味が分かんないよ!?


《――そう、彼が呼ばれていたのも・・・“今は昔”のはなし》


あ、え?なに、ナレーション、まだ続くの?
あ、おわり。そうですか。

だけど最後の新八のナレーションおかしくないか?
っていうか、なんで過去形なんだよ。
っていうか、ラスト侍――って何?
何が終わっちゃったの?

え?なにそれ?なんなの?


もうおれの脳みそは、容量オーバーだ!!
誰か説明してくれ!

そう叫ぼうと思ったまさにその瞬間。



気付けば、屋外にいた。

なんの冗談だろうと思って、瞬きをしたら、ミーンミーンと蝉のなくなか、なぜかおれは映画泥棒と一緒に墓地にたっていた。
そして何気なく目に入ったそれを見やれば。
おれの横には、坂田銀時の墓が・・・。

「・・・」

坂田銀時の墓。

「・・・・・・」

“坂田銀時”っておれじゃん!!!!

イヤァァァァー!?なんでおれの墓ぁ!?
本当に終わちゃってるよ!!

なんでだ!?
どうしてだ!!
どんなドッキリだ!!


それから目にしたものはすべてが信じられないようなことばかりだった。
墓に手をあわせにきたお登瀬の髪に入ったメッシュのような白髪。
変わり果てた江戸の町。
朽ちたターミナル。

どうやら、ここはおれのいた時代から五年後の世界らしい。
つまりさっきの新八のナレーションにあった過去形とか、この世界においては間違いではなかったのだ。
なぜならこの時代のおれこと坂田銀時は本当に死んでしまっているのだから。

え?
じゃぁ、いまここにいるおれってなに?
幽霊?





そしてそこは――

「あのう、なんで土方君の目の色が鈍色なのかな?」
「あっれぇ?おれの父ちゃんはどこ?」
「あれ?ここどこ?」
「あれ?十五年前って・・・もう五年後とかだけでおなかいっぱいなんだけど。てか、世界そのものが違うみたいなんですけど」

「あれれぇ?」


そこはまったく別の世界の、さらにその五年後の世界だった。







* * * * *







最初から違和感は、あった。
その世界が五年後だから。“それ”はそういうのとは違った違和感だ。

二度目の違和感は、攘夷党誠組と出会って、あのひとの目を覗き込んだ時。

三度目で、違和感は確信へと変わった。



何日かこの五年後の世界ですごし、要所要所でちょっかいをかけてきては、姿を見せたり現れたりしていた魘魅。
ターミナル跡地で合間見えた魘魅(あいつ)と剣を交え、思わず顔が引きつった。
彼に告げられた言葉に驚くよりも呆れてしまう。聞けば聞くほど頭が痛くなる。
どうやらおれをこの時代によんだのは、魘魅に成り果てた未来のおれ自身らしい。

の、だが。

坂田銀時は銀時でも世界違いです!
人違いだからおうちに帰してよ!
なんで誰もおれが別の銀時だって気付かないのさ!?
たばこ吸いまくってる土方君って誰さ!?ウチの世界の土方十四朗はタバコ吸いませんよ!!!

もうやだ。


助けて、とうちゃーーーーーん!!



グスン。
緑色が恋しいヨォ。







* * * * *







なにはともあれ、別世界の五年後の坂田銀時(おれ)を倒したおれは、十五年前の上位戦争時代にむかうこととなった。
別の世界のおれだけど、たおしちゃってもいいのだろうか?
いいや!もうどうにでもなれ!!
そう思っていどめば、十五年前の白夜叉だと思っていたのは、なんとコスプレしたマダオで。
そこで魘魅をたおすために別の世界の五年後の仲間たちと共に、十五年前の戦場にタイムスリップしてきたとか。
なにそれ。まじ、嬉しんですけど!
ごめん、違う世界の銀時で。と、思うぐらいには嬉しかった。


話を聞くに、長谷川(マダオ)は、先にこの時代に来ていて、お登勢の婆さんの指示ですでにこの時代の攘夷志士連中に接触していたらしい。
そこでこの時代のおれたちが魘魅とやりあうことがないようにと、酒を届けて良い潰してきたところらしい。
攘夷志士たちの隠れ潜んでいたその場所については、十五年前をよく知る当人桂が、教えたらしい。

長「あ、そうだ。桂さんよぉ、攘夷志士の仲間にあんな奴いたなら、先に言ってくれよ。おっさん、すっげービビったんだからな」
桂「はぁ?だれのことだ?」
長「あんたが教えてくれたメインの他にもう一人いたんだって!若い奴で!」
桂「何を言っている?お前の間違いではないのか?」
長「いや!ほんとうにいたんだって!」

突然桂と長谷川が言い争いを始めた。
いわく、桂の記憶通りに攘夷志士たちの隠れ家に行けば、桂の話には存在しなかった人物がいて、は佐川はそいつに刀を突きつけられて殺されかけたという。
それに事情を聞いた桂は首を傾げ、そんなはずはない!桂、高杉、坂本、おれ・・・と当時のリーダー核たる攘夷志士のメンバーの名と特徴を上げていく。
長谷川はその誰でもないと首を横に振る。

桂「では糸目のようなそこの真選組の局長のような頭の?」
長「ちげぇーって!髪は銀さんみたいにまっ白で!長くてサラサラで!若い奴で!“シロ”だとか“親父さん”って呼ばれてて!!あ!あと目が緑で!!めちゃんここわいのなんの!!」


ハイ、ビンゴー!


それ、間違いなくおれの世界のおれの親父様です!

どうやらこの十五年前の世界は、おれの世界のようだ。

五年後の世界は、別の平行世界か何かの未来。
そしていまこの戦場を共にかけてくれる五年後から来た仲間もまた、おれにとっては平行世界の人間に違いない。

しかし、“ここ”は違うようだ。

それに思わずほっと、肩の力が抜ける。
十五年前の、この時間軸の、この世界は、きっとおれのいるべき世界の過去。
なぜならば、先程の桂と長谷川さんの言葉で、この世界には“緑目の土方十四朗”がいると判明したからだ。
白い髪に緑目の彼は、おれの父親だ。
しかし五年後のあの平行世界の坂田銀時に父親はいなかった。

なら、きっと何があっても大丈夫。
そう思えた。


銀「ほら、もうそんなのいいから。ふたりとも未来を取り戻すんだろ」

安心したら俄然やる気が出た。
この世界はおれの世界。
なら、救わなければいけない。

いまだ言い争う桂と長谷川さんをなだめ、坂田銀時と言う人間のためについてきてくれた五年後の仲間たちを見渡す。
みんなの目に宿る決意をみて、おれも笑う。

木刀を持つ手にもうためらいはない。
あるのはただ、どこにもつながっていない未来だけ。


新楽「「さぁいこう銀さん/銀ちゃん」」

銀「ああ、どこへだっていってやるさ」


さぁ、いこうか。
魘魅を倒して、二つの未来を救うために!!





銀「ヒュゥ!さすがっ!!」

思わず口笛を吹いて歓声を上げてしまう。

はためく白く長い髪、黒い着物。
振り返り際、こちらをみて柔らかく細められたそれは相変わらず綺麗な緑。
この人の長くて白い髪なんて、何年ぶりに見るだろう。
この戦装束に身を包んだ彼のこの背を見るのがうれしくてたまらない。



星崩したちを他の仲間たちに任せ、魘魅を打ち取りにいく。

最後の悪あがきの様に、魘魅が内にもっていた複数の核を空へと飛ばした。
魘魅のもとには、今、神楽と神楽がとらえられている。
さすがのおれでもいっぺんに四方にとんだ核をどうこうできるはずもない。

だけど視界の端に白い物が動いたと思った瞬間、核の一つが、黒い羽織を羽織った髪の長い男によって切られていた。

ああ、もう安心だ。

きっと外に飛び散ってしまった核は、“この時代のあいつら”がなんとかしてくれる。
それがわかったから、目標を一つに絞れた。

おれが最期の魘魅の核をやればいい。
それですべてが終わる。





気が付けば、側に刀が一本だけあるだけで、白夜叉の姿もあの長髪の男の姿もなくなっていた。

楽「さっきの・・・」
銀「気のせいだろ。ほら行くぞ、神楽、新八」
楽「そうね。きのせいあるね」
新「ですね。あ、待ってくださいよ銀さん!」

ふと見渡せば、戦闘で埃だらけになった床にはブーツのあとと、その横を寄り添うように転々と猫の足跡が続いているのが視界にとまる。

それに頬が緩む。
風の音にまぎれて、ニャ〜ンと猫の声が聞こえた気がした。


















































カチリ。
何かがはまったような感覚。

それとともに意識が浮上する。

目を開けると、見慣れたはずのいつもの自宅の天井で。
けれどなんだか長い夢でもみていた気がする。
どんな夢って・・・おれが病原菌「まっしろけー」で、過去から自分を召喚して世界を滅ぼした悪の大魔王を倒すのだ!とか、そんな話。

眠気にあくびをひとつこぼし、ボォーと周囲を見渡せば、おれの枕元に“赤毛の”猫が丸まっていた。
あ、父ちゃんだ。
あいかわらずもふもふしてるなぁ。

視線に気づいたのか、猫姿のおれの親父様が目を開け「おきたのか」と声をかけてきた。
声といってもこの姿のときは、テレパシーのようなものが脳裏に響く感じだ。
それに「おはよう」と布団から起きあがれば、顔を上げた親父様と視線が合う。
そのキラキラした鮮やかな色の目に、やっぱこれだよなと一人満足しつつ、「空気吸ってくるわ」と外に向かう。
玄関にいく途中で、神楽の足を見つけた。
廊下で寝てたのか。
やれやれ。いい年した女の子になったにもかかわらず、この娘ったら相変わらず寝相が悪い。
もう昔のようにペチャパイゲロヒロインとはいわせない胸がボイーンのグラマー美人に成長したというのに、保護者として嘆かわしい。
五年たとうが相変わらず適当な寝相の神楽に布団をかけなおし、玄関から外に出る。
まだ朝も早いからか、二回から見下ろした道端には人通りはない。
けれど江戸の町には人の息づく気配であふれていて、それだけで十分にぎやかだった。
のびをして、なんとはなにしに空を見上げれば、屋根の向こうのほうに、攘夷戦争後すっかりみなれた立派なターミナルの姿が、空に大砲でもぶちかますような不動の体勢で、空の向こうにあるものに挑むようにまっすぐと立っている。
それをみてなぜか懐かしく思えてしまう。
なぁ〜んて思ってしまうのは、もう年のあらわれだろうか。
さすがにもう40も近くなるとねぇ。
それにしても今日はなぜか、周囲の物事が新鮮に感じる。と、いうか、そう思うことじだい年なのかもしれない。

ああ、でもだからこそいいんだろう。
だから――


「帰ってきたんだな」


未来を取り戻した。
その意味のわからない感覚に、むしょうにタマの顔が見たくなった。
どうしてだかわからないが、タマにお礼を言いたい気分だったんだ。

ん?なんでタマなんだ?
まぁ、いいか。観察するのなら、むさい男女やしわくちゃの婆やマダオよりは、いつまでも若くてきれいな方がいい。
たとえロボでも。

「ただいまおれの世界」

気分がいいついでに、ちょっと中二病になってみようか。
返答なんか期待してなかったけど、予想外に横から楽しげな声が聞こえた。

『お帰り銀』

肉声であるかことから振り返れば、いつもの黒い着流しを着た土方がいた。
うん。やっぱりおれの知ってる土方君は、この格好に緑目じゃなくちゃ。

『いい朝だ。魔王を倒した勇者の凱旋を祝うにはもってこいの快晴だな』

どうやら興能ようなすがすがしい朝は、みんな中二病をわずらいたくなるらしい。

「さぁて、だれが勇者で魔王なのやら。あんたのみた夢の中の勇者はいったいどんな旅をしてきたんだ?」

あれは存在しない夢の、その物語だ。
けれど土方はおれの誘導にはのらず、あれは夢ではないと――

『お帰えり、オレの銀時』

細められた鮮やかな緑に、胸がいっぱいになって、一瞬泣きそうになる。
それをおしこんで、笑い返す。

「お帰りって・・・はは。おはようじゃなくて?」
『お前だってさっき「ただいま」って言ったじゃねぇか。それに間違ってねぇさ。お前は帰ってきたんだろ。
これがお前の取り戻した未来だ』
「なぁに言っちゃってんの父ちゃん。意味わかんないよそれ。ほら、飯ぐらい食ってくだろ」

今日はなんだか奮発したい気分。
よし、朝からご飯と味噌汁以外に、魚も出しちゃおう。

それを告げれば土方はうれしそうに顔を緩めた。

「今日は奮発して朝から干物つきだ!」
―ニャン♪

すでにそれを待っていたとばかりに、いつのまにか再び猫の姿に戻ったシロウに手を差し伸べれば、タンと飛び上がって肩の上にのる。
さすがは猫だ。
身軽だなぁ。



――猫は忘れない。

『あとでターミナルの猫たちに挨拶に言っとくかね』
「どうした父ちゃん?」
『なんでもない』



しっぽをゆらす父ちゃんはなんだか鼻歌でも歌いそうに機嫌がいい。
父ちゃんも、なにかいい夢でも見たんかね。

あの明るい緑の目が、キュッと一瞬嬉しそうに細まっていた。
ネコが笑ってる感じは、かわいいものだ。


“五年前”と大して変わらぬのんびりした日々もまんざらじゃない。
この未来は、これでいい。
変える必要などどこにもない。

“向こうの世界の”タマが、「なかったことになる」と言っていたが、まぁ、きっとだれかにきいても覚えちゃいないんだろうが。
生憎とおれはわすれてはいられなかったようだ。

それに覚えているのはおれだけじゃないようだし?
すべてを覚えているのは――ここにおれ以外に一人ならず二人ばかりいるらしい。


おれの目の前を赤い尻尾が揺れる。
楽しげに耳元で鼻歌をうたわれ、その長い髭が顔にあたってくすぐったい。
嬉しそうな赤毛の猫の姿に、おれもなんだか嬉しくなった。
毛がくすぐったいと、それを感情の隠れ蓑に、おれも思わず笑った。





ネコは忘れないらしい。

それはきっと、何度世界が変わろうと。
何度世界が改革の光に照らされようと。
そのすべてを猫たちは忘れないのだろう。








こんなもう一つの終わりもきっとどこかにあるのだろう。









<登場人物>

【土方十四朗 / ヒジカタトオシロウ】
・[有得] 転生主
・通称《夢主1》
・B世界の住人
・土方十四朗 成り代わり
・実は200年を生きている化け猫
・白い髪に緑目
・わけありで、白い髪は赤く変化してしまう(黒髪は鬘か染めている状態)
・赤ん坊の銀時を拾って育てた
・銀時育成中に、死んだ子供に“存在”をおしつけられ土方十四朗となる
・猫の姿の時は、シロウと呼ばれている

【坂田銀時 / サカタギントキ】
・B世界の主人公
・土方十四朗 を父と慕う(ファザコンレベル)
・父親が化け猫であることも承知済み
・テンションやボケどころは、父親にだと思っている
・原作のようにメタ発言はあまりない
・某未来の猫型ロボットに助けを求めるダメダメっ子のように、よく父親に助けをもとめている
・とりあえずノリと勢いを大事にして、叫んでおけば何とかなると思っている

【長谷川 / ハセガワ】
・A世界の5年後の未来のマダオ
・プロローグの語り部(笑)
・15年前の過去の世界で囮を引き受ける際、緑目の土方な夢主に刀を突きつけられ、未来を救うのだウンヌンまるっとすべて暴露した
・刀を突きつけてきた人物に何となく見覚えがあるのは土方と同じ顔だから。ただし15年前の夢主は目の色、髪の色もちがうし若干顔立ちは若かったせいで、長谷川はその夢主と土方をイコールでむすびつけることができなかった








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