【締め】その後の展開〜次の世界へ |
〜その後の展開について〜 前世とは違って、書類仕事が一切ない生に喜び、うかれつつ平和な「これぞ天国」とばかりのおだやかな世界で、犬生を物凄く満喫していた夢主。 遊び転げたりして本気でまったりとした人生を楽しんでいたところ、父親アマテラスのせいで、地上におろされてしまう。 地上におりたとたん、妖怪に囲まれている「イッスン」という小さいのに出会った夢主。 そこで父が9か月前になしとげたという偉業をきくが、自分はもう年単位で生きているので、自分たちがいた世界とこちらでは時間の流れが違うのだろうと、イッスンがきにしているところと違うことを考えていた。 そのあと神木村でサクヤに「妖怪の復活はよからぬ前兆ではないか」と言われる。 あ、べつにヤマタノオロチの復活ではなかったようだ。 だが、しかし。 ここで色々話を聞いた結果、これは面倒くさいことになりそうだし、あの楽園のような穏やかな世界に踊るのはとても大変なことになるのではと、スンとしちゃうチビテラス夢主。 「オレは仕事したくない病なんだ!だれかのためになにかをするのもいやなんだぁ〜」 と、内心すごく拒否しつつも流に流された挙句、イッシャクという小さいのと旅をする事に。 それから色んな村回って、色んな人と会って、知らない娘なのに「まるでじぶんをしっているかのように挨拶してくる」やつらに疑問符を飛ばし始る。 なにがどうなっているんだ? 自分ではなく、もしかして父親アマテラスのしりあいでは?とか思っているうちに、理由に興味がわき、つい手助けしているうちに、大冒険になってしまう。 そうしていろんな場所をまわり、悪いやつのせいでさらにいろんな場所に飛ばされ〜 などなど、ひたすら巻き込まれゲンナリする夢主。 最後の方は、勇気も気力も慈悲もなくなり、て気っぽいものをひたすら筆調べでぶったおす。 あまりの無双とチビテラスのやつれ具合に、仲間たちが顔をひきつらせた。 あおーん!と響くチビテラスからの鳴き声は翻訳すると「もう仕事したくないんだよぉ〜!!!やすみたいよおーーー!!!!」で、ある。 哀れチビテラス夢主。夢主はもはや社畜である。 なんだかんだと頑張りまくって、元凶のもとへやってきたチビテラス。 もうやだぁ、何か時間軸とか人間関係とか異空間とか、複雑すぎて何も考えたくない。蝶々を追いかけてダラダラして、ゆっくり花畑で眠りたい。 ぶっちゃけお前の前世の能力の方がえげつないわと、夢主のことを知っている者がいたら行ったであろうが、ここにはいない。 夢主は自分のことは棚上げし、初代アマテラスのもとにもどったらとにかく一発殴ると誓う。 その八つ当たり精神がここでも火を噴く! 戦闘に原作よりも強い威力が発揮される。 初戦八つ当たりである。 だがちょっと疲労すぎて脳みそが正しく機能していない夢主は、相手が憑依型タイプだったのをうっかり忘れてしまい、完全抹殺には至らなかった。 そこへ「自分も月の民だから自分を依代にしてくれ」とクロウがいい、悪路王がクロウに憑依。 悪路王がまた人間に憑りついてわるさをしてしまう!とおもったが、クロウは逆に自分の意志で悪路王を自分の中に抑え込んでいた! クロウは実は"悪路王封印のために作られた、月の民の複製人形"だったことが判明! 夢主もこれにはびっくり!なんか疲れすぎて、誰から人間らしくない匂いがしないなぁとか、もはや理解できなくなっていたようだ。 「ミーごと悪路王を倒してくれ」 悪路王を自分の中に封印できるのはわずかな時間のみ!自分ごと殺せば悪路王はころせる。という。 そのあと、悪路王をおさえるために血荒を尽くしてきたことなど、いろいろクロウからいままでのことについて語られる。 そこで夢主、ふと今までの自分行いが、同行者たちには「優しい」「勇敢」な姿に写っていたことを知り、ちょっとスンとなる。 ごめん、仕事したくない。親父殴るしか考えてない旅だったと、心の中で謝罪。 クロウの裏切りを許したわけではなく、「まぁ生きてるんだから頑張れよ〜」という程度の軽い気持ちで鼻をなめたのだ。そもそも裏切りをどうこう興味なかったので、君がそこまで気にしなくてもよかったのに!!!と、内心大パニック。 ここで外見犬だからか!と察し。自分のとんでもない行動の数々が、なんだか周囲には「寛大な心のもちぬし」のような勘違いをされていると誤解の気配を察知。 犬言語しか話せなかったら通じなかったせいか!いいのか悪いのかわからんが、今更心境を教えるわけにいかないので、周りの空気を読んだチビテラス夢主はいちおうクロウの死を一緒にかなしむことに。 「やってくれ」と悪路王を封印したクロウが自分ごと殺せというのだが、涙ボロボロ流しつつそんなこと言われても〜と気分がよろしくない夢主。 やりたくなぁ〜い。もっといい方法ありそうな気がする。オレの能力ならなんかすごいことできそうな気がする・・・と、脳みそを働かせるより前に、クニヌシが「ぼくも一緒にやる」と、チビテラスの背にのって木刀を構えた。 背中に乗られてかつ戦闘耐性に入ってしまっては本当にどうしようもない。 脳みそを回転させるより前に、しかたなく戦闘が開始され・・・一閃! 異空間から脱出後、クロウのペンダントが光かり〜記憶がみれる。 スルー。 なんだかんだすすみ、自分をずっと養子だと思い込んだままのクニヌシが父親のスサノオのもとにもどって、名前をすてて家をでる。 夢主は思った「こいつほんとうは実子だろ。血の匂いが同じだぞ」と思っても犬なので、夢主の言葉は通じず。 なんとか教えようとするがこっちの会話を菊そぶりも見せず、ちょっと凛々しい顔をして、元クニヌシ現名無し少年が「ここでお別れだ」といって村の入り口付近で去ってしまう。 だめだ。あいつ。犬の気持ち、理解しようともせず颯爽と言ってしまった。 まぁ、いってしまったものはしょうがないと、わふぅ〜と溜息を一つ漏らす夢主。 っと、そこへさくらが現れ「ナカツクニに真の平和が戻った」と告げる。 ひたいにキスしてモフモフとなでてくれるサクヤに、もう疲れたよ〜と頭を押し付ける夢主。 夢主は癒しを求めていた。 そこへ!「天かける船」に乗ったイッスンが登場! サクヤと夢主の前に着陸した船から、全国行脚の旅をひとっくぎりさせたイッスンが、遺跡の設計図をもとにゲンナイが復元したこの船で、今からアマテラス(初代)のところへいくという。 「一緒に行くだろォ?」といわれれば、もう疲れ切っていたチビテラス夢主は喜んで乗り込む。 サクヤはナカツクニの事があるからとその場に残った。 そして船は天へ・・・・ 久しぶりに初代アマテラスに再会した夢主は、迎えに来ていた父親の元へと走ってかけよりーーー おもいいきり飛び蹴りをくらわしたのだった。 >>>【次の世界へ】 |