【締め】その後の展開〜次の世界へ |
〜その後の展開について〜 夢主は、ここが死者の国だとわかった最初の時点で「ロジャー(セカイまたは爺様)」を探していました。 だって死者の国なら、あのひともいるだろう?という希望にすがって、その有り得るはずのない希望にすがって生きてきた。 文字が汚かったのは、海賊とハンター世界で横文字に慣れすぎいたせい。 11番隊に配属され、書類仕事をしているうちに日本語もしっかり思い出し、人が見ても読めるぐらいのレベルになりました。 さて。斬魄刀の夜宴も言っている通り、夢主は隠していたことが一つある。 正確には、夢主自身もこの世界にくるまでは全くしらなかった真実。 それは海賊世界で"しでかした"ことについて。 海賊世界にて、「ロジャーが処刑される時、無意識に能力を発動していた」と記述が前作のどこかにある。 これは夢主の念能力「描いた絵に能力を与える力」によるものである。 なにをしたかというと、当時腕に事前に書いていた蝶の絵に、ロジャーの魂をとりこんでしまっていたこと。 精神世界の斬魄刀夜宴がしるよりも奥深くの場所に、自分の能力によってとらえてしまったロジャーの魂があったことに気付いた。 ーーーというのが、この世界のメイン。 そしてアザナはロジャーの存在を自分の中にあるとしり、ロジャーを顕現し・・・・ などなど。 ロジャーの存在を気付かせる予定が、出番がなかった。 なので、ここで明記しておく。 前回の世界で死んだはずのロジャーの魂が字の中にある。 この世界でロジャーの存在に気付いたことで、今後の世界ではロジャーも登場し続ける。 ただし今回は出番はない。 本来であれば字さんがピンチになったとき、ロジャーが登場し、そこで再会を果たす予定だった。 が、しかし。 原作の漫画を売ってしまったので、詳細がまったく思い出せないので続きがかけなくなってしまいました。 なので、この後は予定していた大まかな流れだけを説明。 もはや個人の戦闘のシーンも順序忘れた。ので、以下を含めた他色んなんサイトを参考にしました。 公式サイトより ------------------- 本来ならふっとばされて、一角の前におちるのは一護と空鶴の弟・岩鷲(ガンジュ)のはず。 そこを夢主による八つ当たり空気砲(?)で、原作がねじまげられる。 一角の前におちてきたものはなし。岩鷲は別のメンバーと一緒に飛ばされていた。 だがそれもすぐ離れてしまい、気がつけば弓親と遭遇。 傍に一角もいたのだが、何かに気付いた一角がこの場は弓親に任せ駆け出してしまう。 弓親VS岩鷲はこのまま原作通り。 夢主の前におちてきた一護はというと、あのヒラヒラの布の使い方を学んだり、相手の能力を利用して化学反応を応用したり、刀という形にとらわれない戦い方を学んだ。 その状態で飛び出してすぐに、かけつけてきた一角と遭遇。 時間の差は、アザナさんの能力空間内での学びだったのでない。 原作同様、戦闘開始。 「あー戦い方がアザナさんそっくりでえげつねぇ」 とつぶやく一護。 大丈夫、安心しろ。お前も十分えげつない戦い方で応戦している。 たぶん一角も相手がアザナさんと遭遇したことを認識していて本気でかかる。 とうぜん原作よりもなんか同じしごきを受けた仲間として共感する点と、きがあってしまう。が、その分戦闘は原作をうわまるハードなものに。 原作通りの勝ち負けが決まり、戦闘終了後、ひたすら原作どおりにすすむ。 ただし、一護が斬魄刀との対話をするのはとてもはやまっている。 一護VS更木の段階で、遭遇の段階でぶっちゃけ剣八とやちるは一護の周りを飛んでいる地獄蝶が地獄蝶でないことに気付く。「あ、あれ。あっちゃんの?」「・・・アザナは何をやってるんだ?」と内心思うし、野生の勘でふたりともアザナさんが一角よりも強いのを察しているので、「ああ、この旅禍しごかれたな」と一瞬の判断。 「そりゃぁ、よけい楽しませてくれそうだ」と剣八の笑みが深まる。 問題は、戦闘の最中にうっかり、アザナさんが書類提出のためにたまたま歩いていたのに遭遇・・・というか、アザナさんの真横の壁を破壊し、壁のガレキでアザナさんを埋めてしまったこと。 そのせいで作成した書類の束のいくつか、ボロボロに! 一枚二枚どころではない。それにブチリときれたアザナさん。 壁を破壊しながら戦闘する一護と剣八の行動にブチギレタアザナが後を追いかけはじめる! ただ、暴走するアザナさんでも理性は残っているので、卍解はとき、刀をいつもの自分の「始解」状態で振り回している。ただしアザナさんは「両方殺す」気マンマンの殺意マシマシ状態、顔は般若の顔で追いかけ中。 背後から霊圧ではなく剣八に近い殺気を放つなにかが追いかけてくるのを感じ、さらに必死になる一護。 剣八と剣八の背後のやつ両方を相手にはできないと焦る一護。 だがとちゅうで。 剣八の気配がプツリと消える。 「あ゛?」 と、不思議に思って振り返れば、一護の背後数10cmのところに般若の形相のアザナさんが! 気配も霊圧も何も感じなかったので、ひぃー!となる。 なお剣八の気がとぎれたのは、途中でアザナさんが傷だらけ重傷の剣八を能力での見込み、異空間に閉じ込めたため。 卍解に心をちょっと揺らし始めた剣八が『卍解を望まぬ』ように、アザナさんがとりこんだという裏事情もある。 やちるもそのことは承知している。っというか、たぶんやちるに、アザナさんは以前から「いざとなったらケンちゃんをとめて」と頼まれていたかもしれない。 くらった剣八の理性が落ち着いたころ、どっか救護室前あたりでペッっと空間から出しておいておく。 ポカーンとしている剣八そっちのけで。 「あーいそがしい。いそがしい」「さっきの壁数枚の修繕の申請しないと」「建築系の部署は・・・」とか言いながら、相変わらず山のような書類を抱えて去ってしまう。 なお、いいわけではなく本当にアザナさんは忙しいので、"誰"に呼び止められようと無視して仕事に戻ってしまう。 その後、各所でれぞれ仲間内で戦闘が行われることになるが、アザナさんにはしったこっちゃない。 書類仕事で忙しいので、それどころでない。 ただし。全員の動きは気配の動きからサッチはしている。干渉はしないが。 「・・・だからあのメガネと糸目は嫌いなんだよ」 メガネの偽物の死体とか、雛森やばいなぁ〜とか、市丸ギンが〜とか。とにかく色んな情報は・・・"しっている"。 影という影にアザナさんの仕込みがあるので、逐一情報は入ってくるため。 一回ルキアのもとまで一護が到達したのも知っている。ルキアの処刑がちょっと伸ばされたのも知っている。 メガネの被害者である雛森のメンタルがやばいのと、メガネと市丸ギンが雛森を駒として使うのが視えていたので、ずいぶん前からアザナさんは雛森さんを捕獲し異空間に閉じ込めている。 ので、日番谷と雛森に関する事件は起きていない。 随分前から恋心みたいなものを利用されメガネの洗脳のようなものをうけていたので、雛森は字さんがその洗脳事面倒な記憶も消去済み。 そのまま雛森の暴走が面倒ごとのきっかけになりそうなので、この騒動が終わるまでは雛森を外へ出す気はない。 「あっちゃんって、けっこう悪い人だよねー。"いなくなって"みんな心配してるんじゃなぁい?」 「ダメです。返しませんよ、やちる副隊長。あんな豆腐以下メンタルをこの戦場下に放したら、とたん戦場がひっくり返ります。本人は弱いのに周囲にたくさんの接点がある駒は、有効活用されやすい。そいつが崩れれば優秀な周りも巻きこんで崩れるんで・・・・誰かさんのシナリオどおりの展開になるのは胸糞悪いんですよ」 「ふ〜ん。あっちゃんてさメガネキャラ嫌いだよね?ねぇどうして?」 「ええ、嫌いですね。だってうさんくさいじゃないですかあのひと。 あの柔和そうなメガネの下で、オレを徹底的にゴミか脳筋バカのように見下すあの目。みているだけで目玉をえぐるか、目つぶししたくなるレベルで。オレに対しての感情を"始め"から隠しきれてないのでアウトです」 自分の描いたシナリオには不要だからと、文字もかけない雑魚扱いされている自覚がある。なので、アザナさんはメガネのたくらみをじわりじわりと削っていっていた。メガネ最大の駒ーー雛森はすでにアザナさんの手中の中。 そこからのぉ〜 ルキアの義骸(ぎがい)に隠された崩玉(ほうぎょく)を手に入れることが目標だった藍染。 崩玉を手に入れるため何百年も尸魂界をだまし続けていた藍染。隊長たちが藍染に立ち向かうも、その圧倒的な強さになすすべもない。 だがしかし! その宝玉の傍には、一護もいる。 一護の傍にはーー アザナさんの「メガネを割る能力を持った蝶」がいる!! つまりーー パッリーン!!! 藍染が『宝玉を手にした瞬間』、宝玉と共に藍染のメガネがどこかの漫画のように外に向けて割れた。 アザナさんの蝶は役目を終えたとばかりに水となって消えてしまう。 蝶の消失に気付いた者はない。 え?となるその場に集まった皆さん。 キョトンとなる全員。 どんなことをしても宝玉が砕けなかったらこまっていた数百年間はどこへ? あとなんで藍染のメガネが割れた? みんな呆然。 そこへ・・・ 「日常だけでただでさえ書類がたまっておわらないのに。これ以上面倒ごとを持ち込むなんて許さないぃ〜」 もう徹夜何徹目?髪ぼさぼさじゃん。目の下のクマヤバイよ。手も墨で汚れた真っ黒だよ。っというような、ヨレヨレで幽霊のようなアザナさんが、愛染の背後に!!! フレームだけになったメガネをしたままの藍染が、その声にギョッとして振り返える。 前に、アザナさんの拳が・・・メガネだった場所を直撃する! 「メガネ壊れろ!!!!」 ガシャーン!とメガネは完全に壊れ、顔面パンチをくらった藍染は「ぐふぅ!」とわけわからない悲鳴をもらし顔を変形させながら吹っ飛んでいく。 だがここで終わらないアザナさんの恨みつらみ! 解放済みだったアザナさんの斬魄刀が猛威を振るう!!! 「そのアミは人を見下してかつあざ笑う奴らをふんじばる縄となるぅ!!!」 大きな筆で虫取り網(大)を描くと、その網の棒を手に取り、顔を抑えて痛みにゴロゴロ地面を転がる藍染をバサリと捕獲する。や、いなや、網や棒だったものがほどけまるで黒い紐のようなものとなりいっきに藍染を縛り上げた。 一角がいたらきっと額を覆って「だからどこまで瀞霊廷の影を掌握してんだよ」と飽きれてつぶやいたことだろう。 やちるがいたらおかしそうにキャラキャラ笑いながら「さっすがあっちゃんだね!」と、アザナをほめたたえた事だろう。 さて事情も状況もさっぱりおいつけない面々は、いまだにアザナの能力も把握できず、そもそも先程までいなかったはずのアザナがどうやってそこにきたのかも見当が及ばない。 どころか、思考がついていけないで、ぽかんとしたままだ。 「よしというまでその縄はけしてほどけないからな!」 フン!と鼻息もあらく怒ったように告げた。 その足元には、目元以外まったくみえない黒い簀巻き上の(今回の)ラスボスが、モガモガと転がっていた。 そして 「おい、だれかーこいつのメンタルどうにかしてくれ!オレにはこれ以上無理だわ」 っと、突如週に影からにゅぅっと現れた巨大な鯉の口から吐き出された黒い物体を見て、彼女の知り合いたちが悲鳴をあげる。 鯉はぷかぷかと宙をおよいでいたが、アザナが何かつぶやくと影の中に潜り込むように消えてしまう。 後に残されたのは丸まって眠ったままの雛森。 行方不明だった雛森に、日番谷と乱菊が慌てて駆け寄る。 なんで雛森がいるのかわからず驚きに目を見張る(目だけ見えていた)藍染。 ポカーンとする周囲一同。 それをぐるっとみまわし、アザナは満足げに一つ頷いた。 「うっし!一件落着!これ以上書類は増やさせねぇ!!!」 っと、勝利の雄たけびをあげた。 この後、色々とアザナを問い詰めようとした周囲をのらりくらりとかわし、かつ問い詰めるためにやってきた奴らに逆に書類を押し付けるアザナの姿が見られることとなる。 どうやらアザナのさばく書類の量は減ったようだった。 これにより、この後の原作展開は一切発生しないまま、この世界は幕を閉じる。 当然原作の高みを求めて大虚(メノスグランデ)とまで手を組んだ藍染やら。天の空白を自ら埋めると宣言し、空へと消えるのであった〜。なんてシーンもホロウカなんて単語もいっさいでることはなく、これで世界は進んでいく。 アザナの処理する書類の量を増やさないために。 それだけのために、世界はメガネのシナリオを逸脱したのだった。 そうしていつの頃か、瀞霊廷でひとつの魂が消え世界に還元されーーーー >>>【ーーる前に次の世界へ旅だった】 |