魔王の国の春 外伝
【もしも!】字春と



01 [春魔]×[有得コナン]




<こういうことをやりたいぞ!!>

【花悲壮】→ツキウタの弥生春に成り代わった「弥生花」こと字春。
【有得】世界でまだ超直感もなくやさぐれピークな名探偵コナンの義弟の「工藤字」。
二人の精神が入れ替わってしまったら。

→ 《有得》はこちら
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[春]と[探偵の弟]は同一人物です
 〜 side 春成り代わり主 〜






<キャラクター:有得 コナンサイド>

◆工藤字(通称:字春コ)
・【有得】のコナン時代の夢主
・工藤新一の義弟
・転生を繰り返す
・裸眼だと、幽霊とかオーラとか視えてる
・もうすべてにやる気がない時期
・事件にまきこまれたくない
・面倒ごと大嫌い
・非常識な世界観に常にイライラしている
・コナン、新一、蘭を徹底的に調教し、常識をたたき込んだ
・常に殺気立っていて、不機嫌そう

◆工藤新一
・寝ぎたない
・名探偵
・字に鍛冶全部を負かしているので家事能力ゼロ
・字こわい
・字の殺気を幼少期から浴びていたため、殺気とか殺意とかまったく怖がらない
・事件の推理を解くのはソワソワしてやりたくなるが、事件に首を突っ込みたくないですー
・自分から事件に首を突っ込むとかないわー
・字によって超の付く常識人へ進化
・服部の奇行に頭を悩ましている
・警察の邪魔はしません

◆毛利蘭
・新一の幼馴染(それ以下でも以上でもない)
・字に女の子らしさについて指導され、常識をたたきこまれた
・基本てきに、字によって調教され済みで「探偵」って頭おかしいんじゃないかと思ている
・字に懇願され、自分の時間を大切にしようときめている
・小学生の面倒ばかり見ていたり、事件大好きな新一を待っていたりはしない
・服部の奇行に頭を悩ましている
・結婚したい人は、探偵以外

◆服部平治
・新一を勝手に東の名探偵と名付けて、勝手にライバル意識を燃やしている自称探偵
・字の調教はうけていない
・字には見捨てられてるので、字からは虫をみるような目で見られている
・やたらと関東にやってきては工藤邸や毛利家を襲撃するので、両家からは嫌われている
・警察の仕事をドヤ顔で奪い、推理のためなら人への気遣いを一切しない生粋の探偵
・工藤邸への住居侵入罪で何度か補導されている

     






<キャラクター:春魔 春サイド>

◆弥生花(通称:字春)
・【春魔】の魔法のある世界、春サイドの主人公
・アイドル
・色んな世界から、復活、黒バス、月歌と転生している
・転生を繰り返す
・弥生春の成り代わり
・真名は「字(アザナ)」
・芸名は「弥生春」
・超直感という未来予知にも近い直感能力の持ち主
・裸眼だと、幽霊とかオーラとか視えてる
・ロジャー(蝶の姿の守護霊)がいないと精神不安定になる
・魔力0のため、魔力製造機である始に力をわけてもらっている
・転生のし過ぎと始に洗脳されたこと。それがみごとな化学反応をひきおこし、常識がずれてしまい、もはや天然ボケのごとく
・周囲にいつも花をふりまいているようにホワホワしている

◆ロジャー
・元は別の世界の海賊王
・死後、夢主に憑りつき転生にくっついていく
・夢主とは文字通り一心同体運命共同体の関係
・顕現すると、蝶の姿

◆睦月始
・夢主とは、小学生のころ出会う
・行く先々で倒れている夢主を介抱しているうちにいまにいたる
・好きなことは、おもしろいこと、夢主の洗脳
・夢主といるとつまらなかった人生が面白いと思うよになり、おもしろいことが大好きな愉快犯に進化をとげた
・無自覚、天然魔力製造機
・笑い上戸

◆霜月隼
・幼いころから家のツン狩りで、始とは顔見知り
・始の楽しいこと探しに付き合わされていたら、楽しいことが大好きな愉快犯2号となった
・自然界に満ちる魔力を自分の力に変換して使っている
・魔力の扱いにたけている
・魔力の使い方が面白いと言われた
・確信犯
・始クラスタ

     






<書くならこんなかんじ>

朝起きると、アイドル世界の字さんの精神が、工藤字と入れ替わっていました。
字春自身にしたら過去の世界です。

入れ替わると、字さんが新一をおこしきてくれません。
新一遅刻だwwww

でもそこは超直感。
字春は寝ぼけたまま、勘のすすままに新一の部屋にいって、いつものように始さんをおこそうとします。
寝ていたのは新一です。

字春『おーい始。起きてよはーじーめ』

弥生春口調でのんびり起こしますが、ふとんの塊は動きません。
目が覚めてきた字春は、ふと部屋が見慣れたそれじゃないのに気づき。「あ、また隼によるびっくりで過去の自分と入れ替わったのかな」と無理やり納得。
目の前にある布団の塊が、工藤新一だと超直感によるお告げを受け、なるほどと納得。

しかし、字春は寝ぼけているwww

字春『ねぇ、起きてよ始ぇー。今日は朝から撮影だよ』

字春は、寝ぼけている。
寝ぼけているwww

っで、新一としては、いつもとんでもない騒音で起こしてくる不機嫌の権化のような字の、あまえるような何とも言い難い口調にびっくりしておきます。

新一「はじめってだれだ!?あ、あざなが痴呆に!!!!」
字春『ああ、そっか。入れかわちゃったんだけ。
ひどいなー新一。これでもオレアザナだよ。
あと、ここが工藤邸で。君が新一だってのはわかるよ。ボケてないよオレ』

字春『ふぁ〜。眠い。うー・・・今がいつかはわからないけど、えーっとこの頃の君には、朝ご飯必要なんだっけ?着替えたら降りておいでね』
新一「あ、ああ」


新一「なんかゆるい!?」


っと、中身が字春の挙動に驚かされる新一。


蘭ちゃんとう字春が出会うと。

字春『おはよう蘭ちゃん。ひさしぶりだね』
蘭「あら。おはよう、あっちゃん。ひさしぶりって昨日もあったわよ」
字春『んんん?ああ、こっちのオレはそうだったね。いつも新一を迎えに来てくれてありがとう』

ふにゃりと笑う字春に、蘭も嬉しそうに笑う。

蘭「ふふ。どうしたのあっちゃん。あっちゃんが笑ってるなんて珍しい。なにかいいことでもあった?」
字春『うーん。自分的には変わったつもりはないんだけどねぇ。ああ、ほらたとえば空がきれいだとか。蘭ちゃんは今日もかわいいなぁとか、幸せがいっぱいだよね』
新一「あの殺気のかたまり!不機嫌の権化のような字が!字がおかしいんだ!!」
蘭「ちょっと新一!あっちゃんに謝りなさい!あっちゃんがせっかく楽しそうなのになんてこと言うの!そんなだからあんたデリカシーないって言われるのよ」
新一「ち、ちが!?いやでもこの字の豹変ぶりおかしいだろ!!ああ、なんだ!?今日は槍でも降るのか!?」
字春『ん?今日は午後から雨であって槍は降らなそうだよ。あ、蘭ちゃん折りたたみ傘はある?傘を持っていった方がいいよ〜』
蘭「あら、そう?ありがとうねあっちゃん」
字春『・・・・新一はぁ〜・・・・・そっか濡れて帰るんだね。雷に気を付けてね』
新一「なんだこの対応の差は!?いや、これはまさしくいつもの字!?だがこのゆるさはなんだ!?」
蘭「うっさい新一。ほら傘持って!いくわよ!じゃぁねあっちゃん!」

字春『はぁ〜い、ふたりともいってらしゃ〜い(ニコニコ)』





からの〜。
コナン世界は緩い感じでニコニコしてお花をまき散らしてる字にみんなビビるんですwww
しかも言ってることがずれてる。

でも、超直感があるので、推理も何もなくニコリと柔らかく微笑んだまま犯人を推理もなにもなくあてる。
やばいぐらいなにか見えてる。
なにか直感が異常www

そんなお花畑のアザナさんがコナン世界に突入しちゃうんですwww

字コが帰ってくるころには、コナン世界のみなさんまでお花をまき散らすぐらいホワホワしちゃっているかもしれないwww
きっとお花をまき散らす人種が増殖しているw



+ + + + +



ところ変わってアイドル世界。

目が覚めたら、弥生春になっていたコナン世界の字コが、目を覚ましました。
字コはコナン世界と言う意味ですw

字コは、まだそれほど転生を重ねていないので、超直感はありません。
あげくやる気もなく、厄介ごとも嫌いで、義兄と同じ顔ゆえにストレスが多く、常に不機嫌をまき散らす――絶賛ひねくれ中です。

そんな字コが目を覚ますと、目の前に巨大なウサギのぬいぐるみを持ち今にも何かしようとしていた風にしか見えないとんでもないイケメンがいました。
それに春の顔をむっとさせ字コは、始を睨みつけます。

字コ『あんたらだれ?つかなんだよこの世界眩しい。死ぬ』

オーラが見える字さんは過去の中身でもあいかわらず、世界がまぶしくうつるようです。
始がすぐわきの眼鏡を手渡せば、慣れた様子で字コはそれをかけて、見えちゃいけないものが見えなくなったのに肩から力を抜きます。

字コ『で、あんたなに?ここど?』
始「・・・・・・なるほど俺が洗脳する前の春か。なるほど。これはまた洗脳し甲斐がありそうだな」
字コ『は?意味わかんないんだけど』
始「まぁ、とりあえずお前は笑え。これから撮影だから頑張れよ」
字コ『撮影ってなに?っというかうちのアホ兄は?なんでオレこんなに身長高いの。むしろ紫のあんた、今洗脳って言わなかったか?あー・・・めんどくせぇ。帰りたい』

字コは、もうすべてにやる気がなくて、まきこまれたくないを豪語していた時期ですので、性格が歪んでいます。
ひねくれています。
やる気がないです。
いつも不機嫌で眉間にしわよってます。
しかも非常識な世界観にもいらいらしていました。
そのままの雰囲気を弥生春の姿でやられるので、違和感がハンパナイです。

ですがここにいるのは、愉快犯睦月始。
再び布団をかぶって二度寝しようとした字コに、始はニヤリと笑ったのでした。

その後、不機嫌まき散らして連れてこられた春の姿を見て、年下組が怯えます。



で、そのあと字コはどうしたかというと――

隼「え、事件に巻き込まれやすい?おまじないしてあげようか?少なからず快適な生活を送れるようにしてあげるけど」
字コ『いっそ、コイツをあっちの世界に連れて行きたい(疲れきった顔)』

すっかり素敵な魔王の絶大なるおまじい効果に惚れ込み、隼になつきます。
べったりです。

なので。入れ替えを戻せるよ。元の世界に帰れるよと言われると――

字コ『帰りたくない!帰るならこいつを!こいつを連れて帰る!!じゃないといやだ!!!』

っと、全力で隼さんにはりつくという・・・・






こんな入れ替えネタがみたい。








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