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+ 有 り得ない偶然 Side夢主1 +
- 第3プロット -


+あらすじ+
狐として生まれた夢主が、狐の縁をたどってどんどん異世界を転生する話。

【夢主の設定】
・妖狐。
・退魔の小刀を加えて、ワルイモノを祓っている。

【めぐった世界】
ぬら孫友人帳灰男結界師電脳コイルロックマン



Lastup 2026/6/22.加筆修正
【本編】
■1 ぬらりひょんの孫
⇒転生、勘違い、原作破壊。
死んで生まれたら、狐になっていた夢主。なぜか獣にしては長生きしてしまい、しだいに尻尾が増えていく。自分のなかの妖力が高まっていくのが分かったが、元人間だったこともあり妖力の使い方が分からない。旅先であった力の強い同胞狐に妖狐としての生き方を学んだ。練習がてら人に化けてみたら、鳥羽上皇という人間がアプローチをかけてきた。しかもストーカー化したから大変!必死こいて人間のストーカーから逃げる日々。しかし陰陽師の安倍泰成に狐だと見破られて、東国においやられてしまう。ストーカーは自分ではなく人間のほうなのに!!理不尽!泣く泣く逃げ延びた東国では、上総介広常と三浦介義純がなぜか殺そうと追いかけてくる。狐好きかみんな!と悲鳴を上げる夢主がたどり着いたのはのは、付近一帯が硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒な火山ガスが絶えず噴出する場所。そこで夢主は石に化けて眠って、追跡者をやりこすごすことにした。なお、この逃走劇は歪曲して人間の歴史に残り、夢主は悪名をとどろかすこととなる。
後に目を覚ました夢主が、ぬらりひょんに手を伸ばされ仲間になったときにこのことを告げれば、大爆笑されたのは言うまでもない。
この時の話は、「殺生石」の物語として長く語り継がれることとなる。
ただし夢主は玉藻前でも九尾でもないので、他の狐伝説は狐違いです!!
それはさておき、いろいろ勘違いをひきおこすし、人間は話を聞いてくれないともう人間の姿になんかならないと決意をした夢主。しょうがないやつだと、ぬらりひょんが保護をもうしでてくれ、夢主は普通の狐のふりをしつつぬらりひょんのペットとして過ごした。ただし妖狐なのでぶっちゃけ長生きである。普通って何だというレベルだ。外見だけ普通の間違いである。
そうこうしているうちに、ぬらりひょんに子どもができ、その子供にさらに子供が生まれた。
奴良家のペットして長年すごしていた夢主は、ふと孫の姿を見て、この世界が漫画の世界であることに気づいた。気づきはしたが記憶があいまいで助言はできそうにない。ただしペットとして主人のそばにいることはおかしくない。ので、鯉伴殺害をふせぐべく、鯉伴に日常的に張り付いていた。主にマフラーのふりをして。そうして地味に衣服の振りをして張り付いては、原作破壊と救済をしていくのだった。ある時自分に妖狐として生きる術を教えてくれた狐が、ぬらりひょんの敵の羽衣狐だとしる。…が、きにせずマフラーのフリを続行する夢主だった。


■2 怪〜ayakashi〜/モノノ怪
⇒転生、狐、妖、薬売りの相棒。
妖狐の力を引き継いだまま転生。つまり狐のままである。しかしこの世界は妖ものにはやさしくない。この世界の〈噂〉や〈物語〉〈悪意〉はエネルギーとしてたまると実体を得て人に害をおよぼすため、人間は妖・妖怪にとても敏感だ。当然妖怪でもある夢主になので、物心ついたころには祓い屋に追いかけられたり、攻撃されたり。しまいには尻尾を一本に化けても、人間にも化けても、すぐに妖だとばれてしまう。それにだんだん憑かれてきた夢主は、いいかげん人間とのおいかけっこに疲れていた。
夢主は「お前がこの界隈の噂の真か」と言ってきた怪しいかっこうの薬売りなる人間に、「いっそ殺してくれ」と懇願したら、なぜか祓う術をおそわるはめに。人間に追われ続けたのに人間を助けなきゃいかないと言われた夢主は、心が追い付かずパニックになる。だが「ようは人間の煩悩をぶった斬ればいいんだろう?」とちょっと斜め上の思考に到達。薬売りはしばらくの沈黙の後「まぁ、それで、いいでしょう」と頷いた。う・な・ず・い・た!
結果、自分用の小刀を薬売りから渡され、それに夢主が術式を刻み込んだので、簡易的なちょっとした退魔の剣が爆誕。 それをくわえて今日も薬売りの補佐をして小さい妖を切り捨てる。そんな感じで薬売りとまったり妖怪退治珍道中がはじまった。


■3 夏目友人帳
⇒転生、狐のまま、刀に憑いた悪狐、勘違い。
おかしなモノノ怪に食われ、気づけば夢主は時空を超えていた。今度は平安時代だ。妖狐なのに妖怪退治をしていたせいか、持っていた小刀が妖力をまとって進化していた。その妖力をたどったとかで悪いきつねと勘違いされ陰陽師に封印されてしまった夢主。なんでまた封印されなあかんのや!だが別に友達もいないし寂しいからそのまま寝ていたが、あくび一つでうっかり封印が破けてしまった。それでもしっかり封印の役目は果たしていたようで、目覚めたのはなんと平成の世だった。
どこかの漫画家アニメで見たような青年、夏目を見つけたので原作知識を思い出す夢主。夏目をガンミしていたら、何かいろいろ勘違いされて悪狐呼ばわりされてしまう。斑てめぇ、ふざけんなよ!
しかも「依り代である刀を壊せば狐も死ぬ」とか。「退魔の剣できられそのまま刀に封印された悪の狐」とか、どんな伝えられ方をしているんだ自分は!?逆です!退魔の剣を使って妖怪退治をしていたのであって、封印されたのはうっかりミスで!!!あああ、頼む誰か話を聞いてくれ!本体は狐の方であって、刀じゃないです!!あと悪いこと何もしてない!


■4 D.Gray-man
⇒転生、エクソシスト、狐や刀になるイノセンス。
転生に刀までついてきた。たぶんこれは前世で刀が本体だと思われた影響だろう。
ただの狐だったのに、人間が落としたナイフを拾ったら、それがイノセンスだった!
なんだ、相棒、お前も転生していたのか。
そんな相棒な小刀をくわえて+退魔術式でアクマを祓う狐が爆誕!
アクマを〈人の念から生まれたもの〉という認識したことで、夢主の退魔術が炸裂!アクマって力技で祓えるらしいぞ。へぇー祓えるんだ。教団員の目は点になっている!!
「狐さん、それ体に絶対悪いからぺってしなさい。ペッって」
無理です。イノセンスなので、このナイフを捨てても舞い戻ってきやがるので。


■5 結界師
⇒転生、狐無双再開…できません!。
AKUMAにイノ園すぶっ壊され肉体ごと消されたとおもっていたら、転生していた夢主。今回も人型ではなく狐だ。あいかわらず人外で、あいかわらず妖のまま。小刀はなかったが、己の妖力を練って刀らしい武器を具現化することに成功。
しかし前世の記憶をたよりに〈人の念から生まれたもの〉を祓ったりしていたら、妖怪からは嫌われ悪評がひろまってしまった。だが人間の結界師たちには仲間と思われたもよう。自分の話を真面目に聞いてくれる人間なんて獣の姿ではいなかった。なのにこの世界ではちゃんときいてくれる。それがうれしくなった夢主は、前世の記憶を頼りに久しぶりにヒトガタに変身して、人間との交流を図ろうと試みる。
「いやぁ〜自分から人間に化けようなんて昔は思わなかったなぁ〜w」


■6 電脳コイル
⇒トリップ、狐。
術師たちの力が衝突した衝撃で次元に裂け目ができてしまい、それにおっこちてしまた夢主。夢主が次に目覚めた先は、なんと電脳空間だった。状況がいまいち理解できないものの、メガネを通さないと見えないワンコが飼い主の女の子を狭間から守ろうとする現場に遭遇。とっさに黒いもやもやしたものが"よくないもの"と判断した夢主は、小刀を具現化して駆け出した!
現実と電脳区間の境界をつなげさせないために、電脳世界を狐な夢主が電脳空間でも悪しきを切って斬りまくる!


■7 ロックマン エグゼ
⇒トリップ、放浪AI、ウィルスバスター。
黒い刀をくわえた狐が、わるいウィルスをやっつけてくれるらしい。そんな噂が流れる。そのお札や狐はなんていうソフトですか?どうもソフトじゃないらしいよ。
放浪AIな夢主は、日々ウィルスやバグと電脳空間で格闘中。誰が作ったかわからない放浪AIにいろんな研究者が捕獲を試みるが、当然夢主はそれさえもかいくぐり走り続ける。人間につかまりたくないが、悪いものは祓ってやろう。という思考が根付いている夢主だった。だがロックマンたちと事件に巻き込まれるはめに・・・。







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